とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

【#たんもし】「『探偵はもう、死んでいる。』の特典SSを紹介するよ。購入の後押しになれば、売上はたきのぼりだね」「ポケモンかよ!」

「『とある王女の書評空間』読者のみんな、こんにちは。私はシエスタ。今月発売されたMF文庫Jの新作『探偵はもう、死んでいる。』のメインヒロインだよ」

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「メインヒロインつっても故人だけどな……」

「そうだね。twitterでは三ヶ月間ずっと宣伝してたけど、私は本来いてはいけない存在。だから公式発売日にtwitterから去ることにしたのさ」

 

  

「まあ、すぐに前言撤回するんだけど」

 

 

「光の速さで手のひら返したよな!」

 「私がいなくなったら、これまで応援してくれたみんなが寂しがるんじゃないかと思ってね。メロンの入ってないメロンパンじゃ物足りなくない?」

(メロンの入ってないメロンパンは普通じゃないか……?)

 

「前言撤回はしたけれど、恐らく今までのような頻度でtwitterに出るのは難しいだろうね。新刊発売や重版やコミカライズ、あるいは『このライトノベルがすごい!2021』の新作部門にランクインとか、そういう大きなイベントじゃないと出番はないかも」

「アカウント名からシエスタが消えて、完全に公式アカウントになったからな……」

「そんな状況を残念に思ったのか、ラノベの王女様がこうして私たちに宣伝場所を提供してくれたんだよ。非公式だけどね」

「だからシエスタと俺が呼ばれたのか。にしても、登場人物が他人のブログで宣伝するなんて、前代未聞の試みだよな」 

「やれやれ、『何故かの』の安藤くんや朝倉さんという例が既にあるのを知らないのかい? 助手だというのに調査不足甚だしいね」

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

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ranobeprincess.hatenablog.com

 

「マジかよ!?」

「『たんもし』と一緒に『何故かの』四巻も発売されてるし、どっちも編集Oが担当してる。いわば兄弟みたいな関係さ」

「そうだったのか……全然知らなかった……」

「情報収集は探偵の基本だよ。これじゃ助手ではなく『ジョッシュ』とでも呼んだほうがいいかもしれないね」

「何だその外国人みたいな名前!?」

「まあ冗談だけど『何故かの』は面白い作品だから、編集Oにはぜひコミカライズを検討してもらいたいね」

 

「ところで、俺たちを呼んだ王女様って一体何者なんだ?」 

ラノベ作家を目指している、一七歳のスーパーエリート美少女カリスマラノベブロガーだよ。推薦コメントだって書いてくれてる」

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

「超有名人なんだな。一七歳ってことはシエスタと同じくらいの年なのか?」

「どうだろうね。私の年齢は想像に任せるとするよ」

(相変わらず教えてくれないよな……)

「『あたしだけコメントが来ないんだけど!』って拗ねてたから、二語十先生は王女様にお礼のメールでも送ってあげると喜ぶんじゃないかな。ついでに『何故かの』を布教するといいかも」 

 

「さて、そろそろ君も自己紹介だ。このままじゃ永遠に名も無きモブだよ」

「そういえばまだだったな……俺は君塚君彦。一応主人公ってことでいいのか?」

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「はい、よくできました。ご褒美に君の頭を撫でてあげよう」

「俺は犬か!」

「ふふ、冗談だよ。君はこういう冗談を本気にしちゃうから面白いね」

「お前の場合、冗談が冗談に聞こえないんだよな……」

 

「そろそろ特典SSの紹介に入ろうか。全店舗で買ってくれたらもちろん嬉しいけど、そこまでお金に余裕のある読者なんて少ないだろうからね。特に中高生はなけなしのお小遣いをはたいて買っていると思うし」

「俺たちの作品を選んでくれるなんて、感謝してもしきれないよな」

「この記事を参考にして、どのお店で購入するかの決め手になればいいかな。本当は作品紹介もしたいんだけど、それはまた今度。まずはスピードを優先しないと、迷っているうちに特典が『来週はもう、消えている。』なんてことにもなりかねないし」

「結構売れてるみたいで、入荷待ちになってる店舗もあるとか」

twitterでも紹介はしてるけど、ここではもう少し詳しく内容を説明するよ。ややネタバレ気味だから気をつけてね」

カクヨムにショートストーリーが掲載されてるから、購入にあたって参考にしてみるといいかもしれないな」

 

kakuyomu.jp

 

 

初回出荷分特典:チェキは1枚800円+税になります

 

「助手がメイド喫茶に潜入捜査する話だよ。この時期ならどの書店でも手に入るだろうから、入手難易度は一番低いかもね」

「でも一番金掛かってそうだよな……描き下ろしのカラーイラストあるし」

「ご主人様、私のスーパーウルトラ可愛い猫耳メイド姿に萌えました?」

「キャラ変わりすぎだろ! いつもの口調でいいよ!」

 

アニメイト特典:ある日名探偵の助手にされた俺が、なぜか彼女と一緒に暮らすことになったんだが?

 

「アパートの部屋の窓から、タワーマンションの一室を監視する話だよ」

「それだけ聞くと探偵っぽいけど、実際はお前がジャンクフードをバクバク食いまくってるだけだよな」

「仕方ないさ。ジャンクフードには人を虜にする魔法がかかっているんだから」

「ただ食欲を制御できないだけじゃ……」

 

ゲーマーズ特典:カジノ界に君臨せし、白き王

 

「助手がカジノでどうなるかなんて、火を見るより明らかだよね」

「……」

「私がカジノでどうなるかも、火を見るより明らかだよね」

「…………」

 

メロンブックス特典:本当に他意はない。本当に他意はないからな?

 

「あの時は申し訳ないことをしてしまったね」

「買い物しただけであそこまで問い詰められるとは思わなかったぞ」

「君が悪いんだよ。思いをちゃんと伝えないんだから」

「……俺にだって恥ずかしいことはある」

 

とらのあな特典:このあと滅茶苦茶――

 

「エッチな話でも期待したかな? 残念、助手の誕生日を祝う話だよ」

「俺からすれば、エロい展開になる方が残念なんだが」

「君は思春期の男子だというのに、そういうことに興味がないのかい?」

「別にないわけじゃないが……」

「ふふ、『小さい』ことは気にしてもしょうがないさ」

「またその話かよ!」

 

kakuyomu.jp

 

TSUTAYA特典:君塚×シエスタ【ビューティーサロン「Siesta」は閉店しました】

 

「どんな話だったっけ?」

「それが分からないんだ。何せ、本当に特典が存在するのかどうかも分からないし」

 

 

コミックアライブの記事に至っては、TSUTAYA特典に一切言及してないしね」

 

 

「一体どうなってるんだ!?」

「存在が定かでない幻の特典……ミステリアスで面白い展開だと思わないかい?」

「特典コレクターからすればたまったもんじゃないけどな!」

 

電子書籍特典:こんなところで名探偵っぷりは見せなくていい

 

「俺が夏凪の水着を選ぶ話で、唯一シエスタが登場しないSSだ。先に本編を読んでからの方が楽しめるかもな」

「私の出ないSSなんて、メロンの入ってないメロンパンのようなもの」

「そういじけるなって。今度ピザ買ってやるから」

「……約束だよ」

 

BOOK☆WALKER特典:名探偵VS〇〇しないと出られない部屋

 

「目覚めたら、無機質なコンクリートの部屋に監禁されていた話だよ。○○には一体何が入るんだろうね」

「そう言いながら俺に抱きつくな」

「だって、こうしたら出られるかもしれないよ」

「ないない、だってあれは――おっと、続きは自分の目で確かめてみてくれ。BOOK☆WALKERで一二月八日までに購入するとダウンロードできるぞ」

 

  

「これで特典紹介は終わり」

「長かったな」

「お疲れ様、助手。やっぱりこうして君と一緒にいるのが一番だね」

「……」

「おや、照れてるのかな?」

「別に照れてねーよ」

「君は最後まで相変わらずのツンデレだね。私はもう死んでいるけど、機会があればこうして再会できる。だから元気でいることだよ。それじゃあ、ばいばい」

【#たんもし】『探偵はもう、死んでいる。』の推薦コメントを書いたわよ!

情報解禁!

 

 

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2019年はあたし大躍進の年ね!

ネットレビュー大賞受賞したり、パンタポルタに記事書いたり、ブログの外側にも活躍の場がどんどん広がってるわ!

twitterではあたしの天才的な文章が大好評!

 

 

 

あたしのブログでも『たんもし』を盛り上げるコンテンツを予定してるから、公開まで特設サイトでも見ながら楽しみに待ってなさい!

 

mfbunkoj.jp

【#ボチオタ】あたしのブログもJKに読まれてるのかしら?――『ボッチのオタクである俺が、学内屈指の美少女たちに囲まれていつの間にかリア充呼ばわりされていた』

ボッチのオタクである俺が、学内屈指の美少女たちに囲まれていつの間にかリア充呼ばわりされていた (講談社ラノベ文庫)

 

あらすじ

オタクで友達もおらずクラスで馬鹿にされている高校生・神崎海斗。ネットで知り合った顔も知らない女の子とのやりとりだけを楽しみに、ボッチ街道を驀進する日々を送っていた。しかし父親の再婚に伴い、学園一の高嶺の花で才色兼備の美少女・桃井咲姫と、その妹の優しくてかわいく胸も大きい桃井桜が、突然家族になってしまう! 桜には猛烈に懐かれるものの、咲姫は海斗を見下し険悪なムードに。そんなある日、咲姫が大財閥のご令嬢・西条雲母に目をつけられ、弱みを握られ窮地に陥る。姉の異変を察した桜の頼みで、事態収拾のため奔走する海斗。ボッチでオタクの海斗は咲姫を救うことができるのか!? 「小説家になろう」で大人気の超正統派ラブコメ!!

 

講談社ラノベ文庫初レビュー。

単体の作品レビュー以外なら、以前五選シリーズで紹介はしたけど。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

この作品を取り上げるきっかけになったのは芽羽のツイート。

 

 

 

ラノベブログ書いてたら美少女がコメントに来て、しかも友達になってくれるなんて最高じゃん!

 

もしかしたら、あたしのブログもJKの読者がいるかもしれないってことでしょ!?

ラノベ読みは社会人やおっさんばかりであたしと同年代の読者が全然見当たらないから、ずっと寂しかったのよね。

これは更新しがいがあるわ!  頑張らなきゃ!

 

あと、前回レビューした藤井論理先生と同様に、ネコクロ先生もtwitterであたしの記事紹介してくれるだろうってのも本作のレビュー理由よ。

 

 

作品情報

『ボチオタ』は講談社ラノベ文庫では珍しく、なろうからの書籍化作品。

なろう発だと、他にも『業焔の大魔導士 ~まだファイアーボールしか使えない魔法使いだけど異世界最強~』や『ボチオタ』と同月発売の『サキュバスアイドルの契約者(フルコース) ボクっ娘サキュバスと秘密のルームシェア』があるわね。

 

kc.kodansha.co.jp

 

kc.kodansha.co.jp

 

書籍版はウェブ版15話までの内容がまとめられてて、キャラ紹介やプロローグを除くと185話まで進んでるから、今後も書籍化するなら10巻を超える大ボリュームね。 

 

ネット上では乙女な一面を見せる咲姫!

メインヒロインの咲姫、表紙で微笑んでる様子は可愛いけど学校ではかなり冷徹。

告白してきた男子を「キモい、無理」って容赦なく切り捨てるし。

 

頭の良さからくるプライドの高さがあるのか、思ったことは遠慮なくズバズバ言うタイプ。口絵や挿絵からも性格の悪さが滲み出てるわね。

後述するように、この性格の悪さが問題を引き起こすわけだけど……

 

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学校ではクールな完璧美少女を演じてる咲姫、実はラノベ好きなオタクで『私も読み終わったよ~ヾ(≧▽≦)ノ 今回も先生と白猫ちゃんのコンビがよかったね~(*´▽`*)』って海斗のラノベブログにコメントする、乙女な一面が超かわいい!

 

顔文字使いたくなるって気持ち、分かるわ! 文章がキュートになるもの!

(あたしは年齢的にはJKなのに、何故か使おうとは思わないけど……)

『どうしよー、これから新しい家族が出来るんだってー(>_<) 知らない人と家族になるなんて、無理だよー(ノД`)・゜・゜(最後の顔文字が微妙にウェブ版と違ってる)』みたいなメッセージを日常的に受け取れるなんて最高よ!

 

あたしも咲姫(ネット上だと花姫というHN)のコメントが欲しい!

咲姫はおすすめされればエロいラノベも読んでくれるから、試しに『VRエロゲー』紹介したらどんな反応返ってくるのか気になるわ!

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

あるいは、『絶対彼女作らせるガール!』『ねとふみ』辺りを勧めたら

 

「『絶カノ』読んだ? エレナとエロいことしたくならない?」

「王女様のえっち! 女子なのに心がおっさんすぎ(>_<) けどエレナのクールな雰囲気には思わず惚れちゃうかも……」

 

「『ねとふみ』、マイナーだけどいい作品よね!」

「うんうん! 佳奈ちゃん可愛いよね~(*´▽`*) あんな娘と一緒にゲームできるなんて最高の環境だよ~ヾ(≧▽≦)ノ」

 

てことになるかも!?

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

「お兄ちゃん」って懐く桜が可愛い!

咲姫もいいんだけど、『ボチオタ』のキャラでは桜が一番好き! 

 

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学校では後輩、家では妹で、あたしこういう年下属性に弱いのよね~。

「先輩」「お兄ちゃん」って懐く姿が心のちんこを刺激するわ!

 

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道に迷ってるのを助けたら海斗に懐いたの! ちょろすぎぃ! 

くぅ~! ちょろすぎて心配になっちゃう!

海斗がチャラ男だったら道案内の後に、

 

「桜ちゃん、おっぱい揉ませて!」

「はい、先輩!」

 

「桜ちゃん、いい香りのする体を抱きたい!」

「お礼にどうぞ、先輩!」

 

「桜ちゃん、俺とセックスしようよ!」

「いいですよ、先輩!」

 

なんて展開になってたかも!?

 

不満点 

海斗の文化資本が高すぎる

この手の「主人公がぼっちでオタクな作品」って、主人公は特筆すべき取り柄のない平凡な人間に描かれることが多いわよね。

海斗は趣味でプログラミングをしてるんだけど、いろんな会社と取引してる実績があって、高校生の時点で普通のサラリーマンよりも稼いでるのよ!

 

文化資本高すぎぃ! 

独自言語を開発してこの前話題になった開成中学生レベルじゃん!

 

www.bcnretail.com

 

文化資本が高いだけじゃなくて家族関係も良好。

海斗は中学生時代にトラブルを起こしたのがきっかけで悪評が街にまで広まり不登校になっちゃうんだけど、父親が大病院を辞めてまで(多分別の町に)海斗と一緒に引っ越したの。

 

ストーリー上必要かもしれないとはいえ、これだけ環境に恵まれてると「別にボチオタでも問題ないんじゃ?」って感じちゃうわね。

 

雲母がクズ

芽羽も「この辺りの展開は結構好みがわかれますかね?」って書いてたけど、雲母が完全に人間のクズなのよね。

 

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財閥の令嬢である自分に対しても面と向かって物を言う咲姫が気に入らないみたいで、咲姫に万引きの濡れ衣を着せた後、それをネタにして咲姫をパシらせたり卑猥なポーズをさせたり、挙句の果てには「逆らえば桜にも手を出す」と脅したり、金と権力に物を言わせてやりたい放題。

 

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当然海斗に懲らしめられるんだけど、雲母は最後までゲスな悪役だったからいい印象を抱けなかったわ。なろう版を見ると反省はしてるみたいだけど。

 

  神崎海斗――見た感じ陰キャのオタクにしか見えない男子。

 目立った感じが無く、一日二日ならクラスに居なくても気づかれないほど存在感が薄い。

 話しかけてもまともに目を見て話す事すら出来ない――話しててイラつくような男子。

 それが神崎海斗という人間だった。

 

 でも、今私が抱いてる彼の印象は違った。

 

 彼が陰キャに見えるのは前髪が長すぎて目が見えないからだ。

 私は一度だけ彼の顔をきちんと見た事はあるけど、正直そこら辺のアイドルよりは遥かにカッコよかった。

 あの前髪の下には凛としたカッコイイ目が隠れてるの。

 

 それに、本当の性格はまともに喋れないどころか、結構上から物を言うタイプだ。

 何故彼が学校で猫を被ってるのかは、はっきりとした理由はわからないけど、過去にあった出来事が原因というのはわかっていた。

 

 そんな彼に、私は今付きまとってる。

 

 ……なんでって?

 決まってるじゃない。

 私が彼の彼女だからよ。

 

 ――と言うのは、私が彼とした約束を無理矢理そう言う風にしてるだけなんだけどね。

 だって、そうしないと私は彼の傍に居られない。

 

 私はそれほどの事を過去にしてしまっている。

第25話「手を出せば社会から消すよ?」

 

ただ、雲母もヒロインレースに参加させるなら、反省してるエピソードは1巻に入れといたほうが良かったかもね。

 

 

イラストが表紙だけなんて、メロン果汁が外側にしか含まれてないメロンパンと同じだわ!――『小戸森さんは魔法で僕をしもべにしたがる』

小戸森さんは魔法で僕をしもべにしたがる (ポルタ文庫)

 

あらすじ

小戸森さんは魔女だ
魔法も効かないじれじれ“両片想い"

草食系を通り越して老成した趣きのある高校生・園生くんは、ふとした偶然から、非の打ちどころのない美少女で学校一の人気者・小戸森さんが魔女だと知る。
おまけに小戸森さんに「魔法でしもべにする」と宣言されてしまい、眉唾な魔法をいろいろ使われる羽目に。
しかし、“しもべ"なんかではなく、小戸森さんの“恋人"になりたい園生くんとしては、なんとか小戸森さんの魔法に抗いたい。とはいえ、園生くんの前ではなぜか素が出てしまう小戸森さんは、今ひとつ魔女として本領発揮ができないようで!? 超ド級の鈍感男子と超絶奥手魔女による、じれじれ“両片想い"ストーリー。

Vtuber本山らの推薦!
「きゅんきゅんすること間違いなし! 本山らのが保証します。」 

 

2週間ぶりの記事ね。作品レビューに至っては1ヶ月ぶり。

ラノベブロガーの中で最も執筆速度が遅いんじゃないか疑惑。

 

まああたしは「文章書くのが好きで好きでたまらない!」って創作欲求に突き動かされるタイプじゃなくて、ラノベで稼ぎたい! あと有名になりたい!」ってお金と承認欲求に突き動かされるタイプなのよね。

創作欲求タイプなのか承認欲求タイプなのかは生まれ持った気質的な面で多分変えるのは困難だろうから、投稿ペースの改善よりも長所を伸ばす方向に力を入れるべきなのかも。はぐれメタルに「HP上げろ!」って言ってもしょうがないのと同様に。

 

とはいえ、経験値を取得しないと長所を伸ばすことすらできないわけで、書くのが遅かろうと何だろうとたまには投稿しないといけないのも事実。

どの作品をレビューしようか候補はいくつかあって、その中で藤井論理先生の『小戸森さんは魔法で僕をしもべにしたがる』 をレビューすることに決めたわ!

ほら、明日本山らのが藤井論理先生呼んで生放送するじゃない?

 

 

ってことは放送前にレビュー完成させれば、本山らのが「王女様がブログでレビューしれますよ!」って宣伝してくれてPV数がこいのぼり……じゃなくてうなぎのぼりになるし、藤井論理先生が「王女様ありがとうございます!」ってお礼言ってくれてあたしの承認欲求は満たされるし、一石二鳥でしょ?

 

マジで承認欲求って大事よ。

あたしはなろうやカクヨムでも応援の感想やコメント投稿してるけど、作者が返信してくれる作品中心だし。

以前読書メーターに『殴りマジ? いいえ、ゼロ距離魔法使いです。』のレビュー書いたことを夢・風魔先生に伝えたんだけど無反応だったし、なろう版にレビューを書いたら「ネットレビュー大賞 応募レビュー」の文面が気に食わなかったのか、数日後には消されてた。夢・風魔先生の作品には金輪際コメントするまいと決意したわ。

好意を踏みにじる人間に感想を書くほどあたしはお人好しじゃない。

  

そうそう、『小戸森さんが魔法で僕をしもべにしたがる』をレビューする理由はもう1つあって、ポルタ文庫は新紀元社のレーベルでしょ?

新紀元社といえば、あたしがパンタポルタにコラム執筆したの覚えてるかしら?

 

www.phantaporta.com

 

あれがあたしの初商業案件だったわけだけど、あたしがコラムを1本しか投稿していないのに対して、本山らのはコラムを7本(「読んでいない名作についてラノベ作家と語る読書会! ~『ジキル博士とハイド氏』編~ - パンタポルタ」も入れれば8本)も投稿してるの! あたしと本山らので格差ありすぎぃ!

だからレビュー書いてポルタ文庫の売上に貢献すれば、新紀元社からの依頼数だってたきのぼり……じゃなくてうなぎのぼりになるはずだと考えたの!

 

というわけでぱん太! 仕事依頼、待ってるわよ!

(今月は忙しいから、来月以降にお願い!)

 

 

作品情報

カクヨムの連載作品。

元々のタイトルは『高嶺の花の小戸森さんは魔法で僕をしもべにしたがる』よ。

書籍化にあたり「高嶺の花の」を削ったことで、テンポある言い回しになったわね。

 

kakuyomu.jp

 

前作『はぐれ賢者の魔王討伐リスタート! ~勇者の少女に惚れこまれたので現役復帰してみた~』は1巻完結作品にありがちな普通のラノベだったから、こういう作品も書けるのかと感心しちゃった。

 

kakuyomu.jp

 

「これを売ってみたい!」という作品を書店員から募ってて、本山らのの推薦で書籍化が決まったの。

 

 

 

どんな話かはあたしが書くまでもなくあらすじを読めば一目瞭然だから省略。

書籍版はカクヨム版からブラッシュアップされて書き下ろしもあるみたいだけど、公式サイトに試し読み置いてないし、bookwalkerでも18日になるまでは試し読みできないみたいだから、それまでパンタポルタにある番外編を読んで待つといいんじゃない? 

 

www.phantaporta.com

 

描写の解像度が高い

bookwalkerだと本作はラノベに分類されてるけど、あたしはそう思ってないわ。

(じゃあ「ラノベレビュー」じゃなくて「ライト文芸レビュー」のカテゴリに入れろって批判が来そうだけど、1作品のためだけにカテゴリ新設するのは無駄っぽいし)

 

あたしは内在主義者(ラノベと非ラノベは内容で区別できる立場)だから、内容面に基づいて説明すると、この作品はラノベと比較して描写の解像度が高いのよね。

例えば普通のラノベだったら「花が咲いている」と済ませようとする中、本作では花や動物名の具体的な記述が多いわ。冒頭からしてこれだもの。

 

「園生くんを……、し、しもべにする!」

 黒いとんがり帽子とローブを身につけた、いかにも魔女然とした小戸森さんが僕を指さして叫んだ。その足元では先ごろ咲きはじめた赤や白のカタクリが風にさわさわ揺れていたから、なんだか夢のなかにいるような気分になってくる。

 

花を見て、それがカタクリだと判別できる高校生ってまずいないわよね。

(灘高みたいな名門私立高校生なら文化資本高いからできそうだけど)

 

解像度の高さによるラノベと非ラノベの違いは、『君の名は。』のレビューでも触れたわね。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

まあメタな話をすれば、藤井論理先生って北海道在住だからカタクリについては聞いたことがあるんだろうけど、それでも「赤や白の」で済ませないあたり、何らかのこだわりを感じるわ。

 

morinet-h.org

 

園生くんと小戸森さんのすれ違いが面白い

ヒロインの小戸森さんは容姿端麗で文武両道なのに、何故か他の生徒には目もくれず、魔法で園生くんをしもべにしたがるってのが男心をくすぐるわよね~。

全男子が憧れる美少女を独占できるってのは最高の栄誉よ。

 

これだけだと普通のラブコメだけど、そこに魔法というスパイスで差別化してるの。

ただ魔法といってもそこまで大掛かりなものじゃなくて、

 

  • スマホにホラーな光景が写る(1話)
  • 木の幹の後ろを通る間に早着替え(2話)
  • 催眠術(失敗)でLINEのIDを聞き出す(3話)
  • 地獄の業火(天ぷら火災レベル)でルーズリーフを跡形もなく燃やす(4話)
  • 15時~17時の予定だったけど早朝に雨を降らす(5話)
  • 棒アイスの当たる確率を20%に上げる(6話)
  • ホウキで舞い上がる(7話)
  • スマホカメラで2人の未来を覗き見(9話)
  • 習字の小筆で空を飛ぶ(10話)
  • 折り紙のやっこさんを動かす(11話)
  • 時間系魔法で過去の自分にモデル勧誘を断ってもらう(13話)
  • オーブンの焼き時間を短縮(14話)

 

みたいに、クスッとできるタイプ。あくまでも「スパイス」ね。

「魔法を使えるけど、スケールが小さい」ってとこに「文武両道だけど、内面はアホっぽい」って小戸森さんの内面が現れてるんじゃないかしら。

 

3日間にわたる相合い傘のすれ違いは一番面白かったわ。

明日の生放送で朗読してほしいわね。爆笑間違いなしよ。

 

不満点

ライト文芸だから仕方ないのかもしれないけど、あとがきがないの!

一般小説の読者ってあとがきが嫌いなのかしら?

 

togetter.com

 

ただ、あたしはラノベ読みだから、やっぱりあとがきが無いと寂しく感じるのよ!

 

仮に本作2巻が出版された世界を想像してみなさい!

もしあとがきがあれば、「カリスマラノベブロガーのラノベの王女様、レビューありがとうございました! 美少女にレビューされるとやっぱり癒やされますね!」なんて書いてあった可能性が濃厚だったのよ!

 

あとがきがない小説なんて、メロンの入ってないメロンパンと同じだわ!

 

イラストが表紙だけってのもそうよ!

魔女のローブに身を包んだ小戸森さんとか、猫と視線の高さ合わせてコミュニケーションする小戸森さんとか、絵にしたら映えるシチュエーションがいっぱいあるじゃん!

くろでこ先生の挿絵がないなんて残念すぎるわ !

 

これじゃメロン果汁が外側にしか含まれてないメロンパンよ!

 

小戸森さんは魔法で僕をしもべにしたがる (ポルタ文庫)

小戸森さんは魔法で僕をしもべにしたがる (ポルタ文庫)

 

 

【#ラノベの王女様テスト】上位5人を発表するわよ!【平均36.53点】

あんた達、あたしが作ったテストはもう受けたかしら?

 

docs.google.com

 

「#ラノベの王女様テスト」でtwitterハッシュタグ検索すると、ラノベブロガーでさえも半分取れなくて阿鼻叫喚の地獄みたいね。

 

もちろん、中には高得点を獲得した回答者だっているわ。

成績優秀な上位5人を発表するわよ!

 

順位発表

 

第四位(同率)

 

 

第四位(同率)

 

 

第三位

 

 

第二位

 

 

第一位

 

 

何だかんだで取れる読者は取れるみたいね。

 

分析

 

全体のデータはこうなってるわ。

 

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回答者ごとに正答状況を集計(点数と回答順から推測)したのが次の表よ。 

 

うぃず 出井愛先生 本山らの DIVERSE NOVEL公式アカウント lun
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
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15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28

 

上級記述の問10と20と28が、どれも3人以上間違えてるわね。

特に問20は1人だけ(回答者全体だと2人)だし。

 

まだ72人と回答者が少ないから、「我こそは!」と自身のあるラノベ読みはどんどん挑戦してみないかしら? 

【#ラノベの王女様テスト】激ムズラノベテストを作ったわよ!【あたしからの挑戦状】

芽羽が作ったライトノベルテストを覚えてるかしら?

 

blog.livedoor.jp

 

blog.livedoor.jp

 

あたしの結果は下に貼っとくわ。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

見ての通り、あたしは二回とも八五%超えてるのよね。

ちょろすぎぃ!!!

 

てなわけであのテストはラノベ読みだったら八割九割が当たり前過ぎてつまらないから、あたしが究極の激ムズラノベテストを作ったわ!

 

forms.gle

 

単に作品知識だけあればいいってわけじゃなく、『このライトノベルがすごい!』「ラノベニュースオンライン」といったラノベ系メディア、ラノベ作者やレーベル公式のtwitterなど、ラノベに関する幅広い情報に触れてないと難しいテストよ。


このラノ協力者や出版関係者でも平均点50点を下回るかもしれないから、覚悟することね!
と言っても、「○○の7巻に関する知識が必要」みたいな問題は一切入れてないから安心しなさい!

セクションは「文庫編」「単行本編」「ラノベ業界編」の3つに分かれてるわ。
「文庫編」と「単行本編」が各10問で、「ラノベ業界編」が8問の合計28問よ。

配点は「文庫編」と「単行本編」がそれぞれ35点、「ラノベ業界編」が30点の合計100点満点。
1点問題から7点問題まであって、それぞれ内容はこんな感じ。

 

  • 1点(初級2択):ラノベ読みを名乗るなら解けて当然
  • 2点(初級4択):作品知識
  • 3点(初級記述):作者名や業界関係者などの記述
  • 4点(中級4択):作品に関する周辺知識
  • 5点(中級記述):作品名や業界関係者などの記述(コアなラノベ読み向け)
  • 6点(上級4択):作品に関する周辺知識(コアなラノベ読み向け)
  • 7点(上級記述):積極的に情報収集をしてないと解けない問題

 

記述では作者名を書かせる問題がいくつかあるけど、記入時は 

  1. 敬称略(鎌池和馬先生→鎌池和馬
  2. 名字と名前の間のスペースは省略(鎌池 和馬→鎌池和馬

の形式で、あとアルファベットは半角でお願い。

 

サンプルとして一問掲載しておくわ!

 

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正解と解説は、2週間後の10月15日にあたしのブログで公開予定よ!
それまで「#ラノベの王女様テスト」のハッシュタグで語り合ってなさい!