最近のラノベが異世界召喚・転生「しかない」と誤解されると、それ以外を求める人が売り場から離れてしまうのではないか、と危惧しているから否定するんですよ。一方で、異世界召喚や転生を馬鹿にする人に対しても、そうではないと訴えているつもりです。王女様にはご理解いただきたいですね。
— mizunotori (@mizunotori) 2016年7月28日
「異世界ものが多い」を「異世界ものしかない」と解釈する時点で完全な誤読だし、読者離れを危惧しているからって、ジャンルの偏りが存在しない前提で議論するのはおかしいでしょ。
少なくとも、なろうコン受賞作が異世界ものに偏ってるのは紛れも無い事実だし。
「東大生の両親には上層ノンマニュアル『しかいない』と誤解されると、それ以外の階層の人が東大受験から離れてしまうのではないか、と危惧しているから否定するんですよ」と言ったところで、東大入学者の七割以上が上層ノンマニュアルの子弟である事実*1は揺るがないわけで。
ま、なろうコンしか調べなかったあたしにも責任の一端はあるけどさ。
大衆教育社会のゆくえ―学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書)
- 作者: 苅谷剛彦
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/06/24
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 109回
- この商品を含むブログ (74件) を見る