とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

SF読者って、自己中すぎない?

さーて、炎上覚悟で投稿するわよ!

 

ラノベに関する論争を見ててずっと思ってたんだけど、SF読者(SF作家も含む)って、SFの基準でラノベの良し悪しを判断する傾向にあるのよね。

「SFは読者の想像力を掻き立てる作品が多いのに、最近のラノベは想像力のかけらもないゲーム世界で(ry」みたいな。

 

不思議なのは、SFとラノベは読者層がぜんぜん違う*1、言わば別業界なのに、何故かSF読者はラノベにいちゃもんを付けまくるのよね。

ラノベ作家がSFにコメントする例は皆無なのに。

 

あるいは、SF全盛期の常識でラノベ業界を語ったり。

次のツイートも、「SF天動説」の例ね。

 

 

 

 一つ目のツイートに関して指摘するなら、四六万字以前に「ヒロインが雌雄同体」「美少女キャラ不在」の時点でラノベとしてはアウト*2でしょ。ラノベを一冊も読んでなさそうなのが丸分かり。

二つ目のツイートに関しては、オタクの定義ってニコニコ大百科によると

 

  1. 特定の趣味に没頭し、その趣味に対する知識が豊富である人物(例:彼は野球オタクだ)
  2. 趣味に没頭して日常生活に影響が出ている人物(例:彼はオタクなので24時間趣味に時間を使っている)
  3. 見た目が気持ち悪い等、一般と少し感覚や雰囲気の違う人物(例:お前の格好はちょっとオタクっぽいぞ) 
  4. アニメ・ゲーム・パソコンなどが趣味の人物(例:このクラスにはオタクが多い)

 

の四つあって*3、最後の定義が一般に広まってるわ。「オタショップ」「オタク川柳」「脱オタ」の用法を見れば一目瞭然ね。

こんなのは常識かと思ってたんだけど、このツイッタラーは1と4の定義を混同して、わけのわからない反論をしてるから困っちゃうわ。脱オタに対しても「俺はSFが好きで好きでたまらないのに、そこから脱せよとは何事か!」なんていちゃもんつけるのかしら? 老害クレーマーじゃん。

 

小説家はサービス業なんだから、読者が何を求めてるかを真剣に考え、そのニーズに応じて作品を提供すべきなのに、「俺の作品が不人気なのは読者がバカだからだ」「SF業界では評価されるのに、ラノベ業界では評価されない! おかしい!」とか、何故か自分たちのやり方が絶対正しいと信じて疑わないのよね。

これはアマチュアにかぎらずプロ作家にも見られて、葛西伸哉先生は「俺は売れ線を書いて出版社に貢献しようとは思わないけど、出版社は売れっ子の利益で俺の作品を出すべきだ」ってマジで主張してるのよ。驚きでしょ*4

 

 

 

 

 

改訂3版 グロービスMBAマーケティング

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*1:SF好きは「知的さ」を重視するけど、他ジャンルの読者も同様の趣向を持つとは限らないことが、飯田一史先生の調査から見て取れるわ。

*2:どうしてSFの賞に投稿しないのかしら?

*3:オタクとは (オタクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

*4:『キャラふる♪』は好きだったのに……