元勇者の最強主人公、先生になるってよ! 世界最高レベルの魔法使いの血統に生まれたレオは、勇者となり魔王を倒すが、あまりの強さに疎まれ、隠遁することに。そしてなぜか、魔法使いを育成する魔法学園エステリオで管理人(雑用係)生活をしていた! ?そして、落ちこぼれクラスのコーチを引き受けることになるのだが……。元勇者のアフターライフ系育成ハーレム、新学期開校!
作品情報
なろう版では主人公が転生者だったけど、書籍版では現地人に変更されたわ。
ロリで凛としたシアンが可愛い!
ヤバいわ! ここ最近のラノベヒロインの中で、シアンが一番可愛いっ!
どう? どう? めっちゃ可愛くない?
ちっこくて! つぶらな瞳で! 黒髪ロングで! 凛としてて! 男口調で! JK!
あまりの魅力に、初登場時の描写だけでもう心臓がバクバクしっぱなしよ!
原雷火先生のシンプルで無駄のない文章と、『帰ってきた元勇者』でお馴染みの米白粕先生による、シコリティの高い挿絵。
まるで高級フランス料理店の牛フィレとフォアグラのロッシーニのように、互いが互いの魅力を最大限に引き出し合ってるわ!
ギリアムの陰から小柄な少女が、音も立てずに姿を表した。
黒髪は艶やかなストレートで、背中を覆い隠すくらい長い。
黒曜石色の瞳が射貫くようにクリスを見据えた。
たまらないわ! 後ろから抱きしめておっぱい揉みたい! ついでにシャンプーの匂いも嗅ぎたいっ!
でね、シアンは主人公と敵対してるんだけど、単なる嫌な奴じゃないの!
入試次席の実力でありながら、スライムみたいなモンスターにブラを盗まれて、主人公とラッキースケベするコミカルな一面も見せるのよ!
「ま、待つのだ! それを返せ! おのれええええ!」
やつに遅れて第一更衣室から少女が飛び出してきた。
黒髪を振り乱した少女は、下着姿だ。
純白のパンツのみを着用した状態だ。
胸を腕で押さえるようにして、少女は吠える。
「待たぬというなら、実力を持って排除する!」
その瞳が、一瞬――漆黒から光を帯びた。
「おい。落ち着け!」
俺が声をかけると、少女――シアン・アプサラスは真顔になって、その場で固まった。
ほのかに宿りかけていた瞳の魔法力も雲散霧消する。
「貴様は……誰だ?」
まるで初対面扱いだな。ギリアムクラスの生徒なんだから、そもそも俺の事なんて眼中に入りもしないか。
「管理人のレオだ。一度会ってるだろ。ギリアムクラスのシアンだよな? たしか軍師アプサラス家の……」
「いかにも」
「ところで、その格好で廊下を徘徊するのはまずいんじゃないか?」
「うっ……きゃあああああああああ!」
俺の指摘に悲鳴を上げて、彼女は第一更衣室に引っ込んでしまった。いや、もっと早く気付けよ!
「きゃあああああああああ!」ですって!
あの強気な男口調だったのがきゃあああああああああ!」よ!
このギャップが胸キュン!
読書メーターでも524がおすすめしてるわ!
『はたらく魔王さま!』の鈴乃を髣髴とさせる残念キャラね! 二巻も楽しみね!
魔法学園<エステリオ>の管理人 ~最強勇者だった俺の美少女コーチングライフ~ (ダッシュエックス文庫)
- 作者: 原雷火,米白粕
- 出版社/メーカー: 集英社
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