ラノベ特有の――あるいは顕著な――内容は存在しない。
このイデオロギーを正当化するために、ラノベ読みは二つの説をでっち上げたわ。
一つはレーベル説。
ラノベかどうかは出版されたレーベルで決まり、内容とは無関係であると。
もう一つはパッケージ説。
ラノベかどうかは外面的な形式で決まり、内容とは無関係であると。
ラノベ界隈の「内容に基づく分類アレルギー」は凄まじく、少しでも内容に言及しようものなら「雑語り」「クソ王女」と罵倒される運命が待ってる。
一方で、新人賞やコンテストの主催者はラノベと内容の関連性を示唆してるわ。
例えばエブリスタ。
【コンテスト】指定のジャンルを応援!1万字からチャレンジOK!
— [公式]エブリスタ (@estar_jp) 2017年7月6日
未完結、過去作・他の賞で落選した作品を募集内容の形に再構成した作品も大歓迎!今回はライトノベル!
テーマは「異世界」応募〆切は2017年9月3日まで。 https://t.co/gpkxEc5bNM
レーベル説やパッケージ説の人間からしてみれば「内容がライトノベル」なんてナンセンスでしょうね。
でもそうなると「ラノベとそれ以外の小説では読者層が違うけど、中身に違いはない」ということになるわ。
本当にそうだって断言できるかしら?