とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

パルメBANに思う、「小説家になろう」の無法地帯っぷり

 


ええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇっっっっっ!!????

あのまったりした口調で有名な、多作で歴史や政治に詳しいパルメがまさかのBAN?!

盗作や替え歌複垢や相互評価なんて到底しそうにないのになんでよ!

 

一体何が原因だったのか調べてみると……

 

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要するに「規約変更したら、過去作が違反してたのでBAN」ってこと?

いくらなんでも厳しすぎない? 警告無しの一発アウトだし。

kt60先生がBANされたあたりから思ってたんだけど、なろうの運営って横暴すぎよ!

 

なろうの運営がいかにありえないか、スーパーウルトラデラックスミラクルエリートのこのあたしが、法学理論に照らし合わせてみたわ!

 

規約の遡及

「遡及」とは、過去に遡って効力を及ぼすこと。

法律の世界では「不遡及の原則」ってのがあるわ。法改正前にOKだった行為が改正後にNGになったとしても、それを処罰できない。

 「法律変わったら、お前が昔やってたことが犯罪になったわ。逮捕」なんて冗談じゃないしね。タイムマシンにでも乗れってのかしら。 

なろうの運営は、この近代刑法の大原則に逆らいすぎだわ!  いつの時代の人間よ!

 

罪刑専断主義

対義語は「罪刑法定主義」で、「どんな行為が犯罪になるか」「この犯罪を犯すとどんな刑罰があるのか」を予め決めておかなきゃダメってこと。

言い換えると、罪刑専断主義では何が犯罪になるかも、どんな罰を受けるのかもあやふや。ルール制定者が恣意的に決めてたわけ。自由がないのよ。

 

予め何が犯罪で何が犯罪でないかを定めておかなければ、人々は安心して自由に行動することができません。

どの行為が犯罪であるかが法定されており、「法定されたもの以外の行為で処罰されることがない」という原則が確立していれば、人は犯罪と規定された行為を避ける限り、自由が保障されていることになります。

つまり、罪刑法定主義は、自由主義の要請に基づくものだといえます。

司法書士岡川敦也の雑記帳: 罪刑法定主義

 

で、運営のスタンスはっていうと、

 

警告・強制削除の具体的な判断基準について公開して欲しいとの声もございますが、基準を意図的に回避しようとするケースもございますので公開致しかねますことを何卒ご了承ください。 

基本の注意事項やルールについて|マニュアル

 

いやいやいや! 明らかにおかしいでしょ! 狂ってるわよ!

表現規制問題に置き換えてみなさいよ!

有害図書の具体的な判断基準について公開して欲しいとの声もございますが、基準を意図的に回避しようとするケースもございますので公開致しかねますことを何卒ご了承ください」なんてされたらディストピアの到来だわ!

 

「規約だから悪くないもん!」と開き直ってるのかしら。

競合相手がいないからってなろうは調子に乗りすぎ!

 

 

ポケット六法 平成29年版

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