とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

mizunotori「なろうの異世界転生/転移ランキングは一人称が八二%、アース・スターノベルは八九%だけど、『一人称と三人称の割合は同じであるべき』というイデオロギーに都合が悪いから言及しません!」

ラノベにまつわる「俗説(異世界が多い、一人称が多いなど)」の正しさを何が何でも認めたくないmizunotoriが、懲りずにtogetterで印象操作に手を染めてるわ。

 

togetter.com

 

 「ラノベラノベ読者にいかなる傾向も認めてはならない(=ラノベと非ラノベは内容的に違わない)」というイデオロギーはブロガーだけならず書店員や作家の間でも好評みたいで、まとめられてる天秤☆矢口先生も信奉者疑惑が高いわね。

何故かって「主人公目線(FPS、TPS風)で見ている読者が少ない」を「読者はラノベ主人公に自身を投影しない」と、論理のすり替えを行ってるから。

 

別に「場面場面を想像すること」と「主人公に自分を重ねること」は矛盾しない。

戦隊ものやプリキュアFPSでもTPSでもないカメラ位置だけど、「僕は〇〇レンジャーになりたい!」「私はプリキュアに憧れる!」って子供がいることは別におかしくもなんともないわけで。

「主人公に自分を投影するなんて恥ずべき行動だ!」というアンチの価値観なんてほっときゃいいだけなのに、「そんな人間は存在しない」と事実の方を捻じ曲げる。

天秤☆矢口先生の目にイキリトは写ってないのかしら?

 

これをまとめたmizunotoriはmizunotoriであたしに何度も批判されてるのに、一向に反省する気配がないんだから呆れて物も言えないわ。

何度も何度も「ウェブ小説依存度の高いレーベルは一人称率も高い」と書いてる(データも出してる!)のに、まるで一人称と三人称が同数であるかのようにまとめを見た読者に思わせようとしてる。

 

というのも、togetterまとめの最後に貼ってあるリンクが

 

  • mizunotoriのバイアスかかりまくったブログ記事
  • あたしが調べた電撃文庫の一人称率(四二%)
  • あたしが調べたMF文庫Jの一人称率(二九%)
  • あたしが調べたダッシュエックス文庫の一人称率(五五%)

 

とmizunotoriの説を補強するものばかりで、なろうの異世界転生/転移ランキングの一人称率(八二%)やアース・スターノベルの一人称率(八九%)を調べた記事には一切触れてないの! あたしのブログ見てるから存在知ってるはずなのに!

 

印象操作しすぎぃ!

 

この「見たくないものは見ない」という性格を体現してるのが次の文章ね。 

 

ちなみにぶっちゃけますと、「一人称が多いか三人称が多いか」という問いに対して、私は直感だけで答えることができません。だって小説を読んでいるときに「人称」なんてまったく気にしないですからね。もしかすると読み終えた直後ですら、いま読んでいた本が一人称で書かれていたかどうかを覚えていないかもしれません。

「ライトノベルは一人称文体ばかり」が本当か調べてみた - WINDBIRD

 

このラノ協力者なのに読んでて人称意識しないなんて凄いわねー(棒読み)

きっと人称なんかよりも遥かに大切な要素に目を向けてるんでしょうねー(棒読み)

 

「人称を意識して読む→ウェブ小説では一人称が多いと気づく→『一人称=三人称』のイデオロギーに反する→だから人称を意識しない→その読み方を正当化する」ってのが本音じゃないのかしら?

 

「今のラノベはどうなっているのか」という事実認識よりも「今のラノベは(アンチから叩かれないために)こうあらねばならない」というイデオロギーを優先する風潮は、腐っているとしか言いようがないわね。

 

辞めたらこのラノ協力者?

なろう系最前線なろう読みが必要? ならあたしの出番じゃない!

好きラノ2018上の結果が発表されたわね。

 

lightnovel.jp

 

『86』や『本好き』のランクインは想定内だったけど、一位の『はぐるまどらいぶ。』は完全に想定外だったわ。

まとレーベルに取り上げられてるのは知ってたけど、一般的ななろう系とはテイストが違ってそうな表紙だったから、あんまり興味なかったのよね。

 

www.matolabel.net

 

あまり作品を読めてないあたしが『はぐるまどらいぶ。』を知らないのは当然として、このラノ協力者レベルのラノベ読者でさえ存在を認知してないのは意外だったわ。

確かにラノベブロガー、とりわけ協力者ってあんまりなろう系読んでなさそうな気がしてた(そのことを批判するブログ記事を一時期執筆しようかと思ったほど)けど、まさか好きラノ一位の作品を誰も知らないって相当な異常事態よね。

TLでは「知らない」の大合唱だし、投票詳細を見ても三四二票中ブログ票がたった一票だけなんだもの。

 

ラノベ読みの読む作品は偏っているのではないか。

危機感を覚えた多くのラノベ読み達の間で、なろう系の最前線に立つ読者を求める声が挙がってるわ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなラノベ読みが果たして今後現れるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いる!

いるわ!

ここにいるわよ!

 

このスーパーエリート美少女なあたしこそが、なろう系最前線なろう読みよ!

 

これまで四三冊をレビューし、なろう系は単行本を一五作品、

 

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文庫を七作品、

 

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台湾ラノベだって積極的にレビューしてきたわ!

 

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他の有名ラノベブロガーがなろう系を全然レビューしない(したがらない?)中、あたしはレビューの過半数がなろう系で占められてるわ! 

 

やっぱりね、あたしみたいな若者が今後のラノベを担う存在なのよ!

頭の固いおっさん共は、とっととあたしにバトンを渡しなさい!

 

そしてあたしはこのラノ2019の協力者になるんだから! 

 

はぐるまどらいぶ。 1 (オーバーラップノベルス)

はぐるまどらいぶ。 1 (オーバーラップノベルス)

  • 作者: かばやきだれ,杉浩太郎
  • 出版社/メーカー: オーバーラップ
  • 発売日: 2018/02/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

あたしの質問をきっかけに、TLがラノベ感想の書き方で盛り上がってるわ!

昨日togetterにまとめられたこのエントリ。

 

togetter.com

 

実を言うと、あたしが芽羽にした質問が発端なのよ!

 

blog.livedoor.jp

 

f:id:ranobeprincess:20180715230148p:plain

 

 

あたしの影響力、凄過ぎぃ!

インフルエンサーとしてラノベ界には欠かせない存在だわ!

好きラノ2018上期に投票するわよ!

半年に一回の一大イベント、好きラノのシーズンよ!

去年に引き続き、今年も当然投票するわ!

 

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好きラノ2017同様、紹介作の多様性とマンネリ防止のために

 

  1. 同一シリーズは一冊まで
  2. 好きラノ2017下期で投票した作品の続刊は三冊まで

 

という制限は継続よ!

 

このブログで過去にレビューした作品は記事を、そうでない作品はあらすじを貼ってるから、購入の判断にするといいわ!

 

【18上期ラノベ投票/9784040726199】

お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか (ファンタジア文庫)

同じクラスの庄川さんは魔光少女だ。(すごくかわいいい!)彼女の身バレを防ぐために、完璧フォローを誓った僕だけど、『クラスのど真ん中で変身しようとしないでくださいぃぃぃ!』超弩級のうっかりさんだった!もっと細かなフォローをするためには、常に一緒にいるぐらいの心構えでいなくては…。「庄川さん!(物理的に)付き合ってください!」「あ、はい」よし!これで、一緒にお昼を食べたり、下校したり、遊園地に行ったり―お助けキャラとしてフォローは完璧だな!…ん?恋人同士?いやいや、お助けキャラに彼女がいるわけないじゃないですか。無自覚だらけの勘違いラブコメ! 

 

【18上期ラノベ投票/9784041070789】

好きって言えない彼女じゃダメですか? 帆影さんはライトノベルを合理的に読みすぎる (角川スニーカー文庫)

 無言の『好き』に萌え死に必至!? ちょっぴり不思議な青春ラブコメ!

「恋人同士、ですか? よく解りませんが、それでよければ」
僕の彼女、帆影歩は少し変わっている。無口で無表情が基本な上に「人=哺乳類=おっぱい大好き」と、平然とトンデモ理論を語ってくる。さらに僕の足の甲を愛撫してきたり、入浴中の裸の画像を送ってきたり――って帆影?当初は清純派文学少女だったよね!? おかげでなぜか妹の映が心配?してきて、言葉責めに合うようになったのですが!?(妹よ、お前は何なんだ)
そんな帆影も“普通彼女”を目指してはいるらしく、参考にしているのは……ら、ラノベらしい?(なんか期待しちゃう)
彼女と妹と僕。ラノベを通じた不思議な三角ラブコメ開幕!!

 

【18上期ラノベ投票/9784040696782】 

俺もおまえもちょろすぎないか (MF文庫J)

ranobeprincess.hatenablog.com

 

【18上期ラノベ投票/9784040699547】

オタギャルの相原さんは誰にでも優しい (MF文庫J)

「オタクにはオタクの青春があるに決まってんじゃん」

「オッケー! じゃ、あたしがカノジョになったげる!」相原璃子はオタクでギャルで巨乳で水泳部のリア充である! なんかノリと勢いで僕(リアルに興味のないクソオタク)のカノジョ(仮)になってくれやがった相原さんマジ天使! 一緒にいれば楽しいけれど、現実の僕らはギャルとオタクの単なる仲良しオタ友コンビだ。ラブコメ展開に用はない! 「あたしら『青春オタク同盟』! オタク同士で楽しく青春しようぜ!」二人でアニメ見て! ゲームして! サメ映画も見て! オタクに優しい本屋でオタデート! 今日も明日も明後日も、居心地の良いこの時間が続くんだと――夢を見ていた、僕だけが。

 

【18上期ラノベ投票/9784797395549】

魔王の娘は世界最強だけどヒキニート! 2 ~廃教会に引きこもってたら女神様として信仰されました~ (GAノベル)

シルバーライト男爵領の新しい守護神として村人からもすっかり可愛がられていたのだが…「お主何者じゃ!?ここは妾の教会じゃぞ!」この地の本当の守護神を名乗る少女ミュリエルが現れ、アイリスまさかの大忙し!さらに勃興した領地の謎を探る異端審問官もやってきて、どうなる理想のニート生活!?みんなで常夏の島まで雪だるまを運んでいく心温まるエピソードや、天上の神々の夫婦喧嘩をとめる最強バトルまで可愛くてほっこりするファンタジックひきこもりライフ、お待ちかねの第2弾!!

 

【18上期ラノベ投票/9784047351127】

VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する ~クロスアウト・セイバー~ (ファミ通文庫)

ranobeprincess.hatenablog.com

 

【18上期ラノベ投票/9784047349698】

引きこもり勇者VS学級委員長まおう (ファミ通文庫)

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【18上期ラノベ投票/9784063816457】

我が姫にささぐダーティープレイ (講談社ラノベ文庫)

文武両道なエリート少年・鎧塚貝斗は、生徒会副会長として『王』たる存在を支えることに喜びを見出していた。
だがある日、彼は異世界に転生してしまう。
そこで出会ったのは、騎士公爵家の一人娘、ラライ・アッフィードだった。
名門王立女学園に通う彼女は、家柄だけは優秀なものの、学問ダメ武芸ダメ努力なんて大嫌い、さらには性格も悪くて友人もゼロな問題児。
それでも生徒会長になりたいという彼女。
そんな彼女が、執事となった貝斗に下した命令は――
「執事くんが私のライバルみーんなの足を引っ張ればいいんだよ!」
そして貝斗は、ダメお嬢様のためライバルの少女たちを籠絡し……!?
いずれ王とならんとする少女のために執事が暗躍する物語、開幕!

 

【18上期ラノベ投票/9784065115138】 

→ぱすてるぴんく。 (講談社ラノベ文庫)

他人との関わりを避け、ぼっちとして暗い高校生活を送る軒嶺緋色には彼女がいる。ネット恋愛の恋人・楢山スモモだ。決して会うことは叶わないはずだった二人。けれども迎えた新年度、緋色が自宅のドアを開けると、そこには“ネット彼女”のスモモがいて―!?「わたし、引っ越してきちゃったんです」「…なんですとっ!?」ネットの彼女がリアルの彼女になったそのとき、物語は動き出す。夢にまで見た恋人とのパステルピンクな学園生活が、ぼっちの殻をぶち壊す!けれどもそこに潜むのは、緋色の“元カノ”の影…?どれだけ痛くたって、これが僕らの恋愛だ!ネット恋愛→学園ラブコメな炎上系青春ストーリー、いよいよ開幕!第7回講談社ラノベ文庫新人賞佳作受賞作!

 

【18上期ラノベ投票/9784798616759】

異世界クエストは放課後に! 2 ~銀髪美少女がオレに迫ってくるようです~ (HJ文庫)

異世界で再会したのは、日本で助けた銀髪美少女!?

夏休みのある日、風也は溺れていた銀髪の美少女・エルシーを助ける。片言の日本語でお礼を伝える彼女と別れ、千紘と二人で異世界にやってきた風也だったが、なんとそこでエルシーと再会!!
そのまま一緒に依頼を受けて意気投合し、風也達はエルシーの頼みで日本を案内することに。言葉の通じる異世界ではもちろん、地球でも一目惚れした風也に積極的に迫るエルシー。
一方で千紘はそんなエルシーの言動にモヤモヤした気持ちを覚え始め……。
2つの世界を行き来するラブコメファンタジー、待望の第2弾!!

 

 

  

俺もおまえもちょろすぎないか (MF文庫J)

俺もおまえもちょろすぎないか (MF文庫J)

 

  

オタギャルの相原さんは誰にでも優しい (MF文庫J)

オタギャルの相原さんは誰にでも優しい (MF文庫J)

 

  

 

   

引きこもり勇者VS学級委員長まおう (ファミ通文庫)

引きこもり勇者VS学級委員長まおう (ファミ通文庫)

 

 

我が姫にささぐダーティープレイ (講談社ラノベ文庫)

我が姫にささぐダーティープレイ (講談社ラノベ文庫)

 

  

→ぱすてるぴんく。 (講談社ラノベ文庫)

→ぱすてるぴんく。 (講談社ラノベ文庫)

 

 

 

 

 

まだエレナとエッチしてないのに『絶対彼女作らせるガール!』打ち切り!? そんなの許さないんだから!

ニ〇一七年のMF文庫Jから発売された作品で、最も完成度が高いと個人的には考えている『絶対彼女作らせるガール!』。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

二巻は失速し、実際一巻と比較してあまりラノベブロガーがレビューしなかったけど、絵馬・みりあと来て、三巻のエレナ回にあたしは大きな期待を寄せてたわ。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

早く三巻が出ないものか。

首を長くして待ってたら、まほろ勇太先生がこんなツイートを。

 

 

「きっと三巻の告知ね!」と期待に胸を踊らせてたら……

 

 

あーん! 絶カノが打ち切り! 
絶カノあらかると&絶カノ三巻レビューしよう! って思ってたのに……
くすん……出版不況だわ……

・゚・(ノД`)・゚・うっうっう……ひどいわあ……ふえーん!! 
この間「またまたパンツ見せてくれてありがとう!」のレビューを書いてまだ三ヶ月じゃない! 
どーして、どーして!? あれで終わり!? 嘘でしょ!? 
信じられないわあったった二巻出しただけで打ち切られるなんてっ!! 『クロス・コネクト』『あまのじゃくな氷室さん』と差がありすぎるわっ!! 三巻出るわよね? ね? ね? 
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・ あたしはあのドS美少女なエレナが(たとえ読者にあまり推されてなくてもさ! ヘン!)大好きだったのよっ!! 
エレナあっ! エッチしたいわああああああっ!!
編集のカバッ!! え~ん・゚・(ノД`)・゚・

P.S まほろ勇太先生はあたしに関するツイートを削除しすぎよ!!

 

本当にMFはマーケティングが下手ね!

今はラノベ群雄割拠時代なんだから、ただ出版するだけで売れるわけないし!

電撃みたいにカクヨムとコラボしたり、GAみたいにコミカライズしまくったり、そういうプラスアルファな工夫しないと埋もれるに決まってるでしょ!

 

大体、夏の学園祭があるんだからそこでプッシュしたっていいじゃない!

電撃なんて秋の祭典で発売する海賊本で、メジャーからマイナーな作品まで数十作取り上げて、イラストや短編掲載してるのよ!

MFも『緋弾のアリア』や『ノーゲーム・ノーライフ』みたいなメガヒットのアニメ化作品ばかりじゃなくて、もっとマイナーな作品にもスポット当てなさいよ!

有名生徒しか参加しない学園祭なんて、メロンの入ってないメロンパン同然だわ!

 

 

本山らの! 今こそ出番だわ! 

絶カノを紹介して、奇跡の打ち切り回避を起こすのよ! 

 

絶対彼女作らせるガール! (MF文庫J)

絶対彼女作らせるガール! (MF文庫J)

 

  

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

 

 

 

異世界はいい世界?――『暗黒ハローワーク! 俺と聖母とバカとロリは勇者の職にありつきたい』

暗黒ハローワーク! 俺と聖母とバカとロリは勇者の職にありつきたい (角川スニーカー文庫)

 

日本で勇者目指してみました!? 生きづらい世の中で本気でバカした物語。

「この物語は俺、日暮英治がこの現世で過酷な実習を乗り越え、勇者の職を得るまでの、愛と感動の――」
「エイジ! あんたマトモな努力してないじゃない!」
「あらすじくらい格好よくキメてもいいだろ! お前らのせいで東京駅じゃ警察に捕まりかけた上に、補習までさせられたんだぞ!!」
「【村人に話を聞く】実習で失敗したからって怒らないで。エーちゃんは、やれば出来る子だってお母さん信じてる」
「お前はお母さんじゃねえ!」
「えいたん、表4は作品アピールをするところなのです。文字数の無駄遣いはやめるのです」
「うるせえバカロリ!!」
そんなわけで、現世で始める暗黒ハローワーク! スタート! 

 

sneakerbunko.jp

 

kakuyomu.jp

 

第一八回スニーカー大賞で優秀賞を受賞し、フランス書院顔負けの際どい描写が話題となりアニメ化も果たした『魔装学園H×H』や、閉じ込められたゲーム世界で、バイト先の上司を奴隷扱いしておっぱい揉んだりする禁断の背徳感が味わえる『エクスタス・オンライン』で有名な久慈マサムネ先生の新作。

発売日に買ったまま積読してたんだけど、ふと目にした村人のレビューがノリノリで面白かったから速攻で読み切ったわ。

 

murabito1104.hatenablog.jp

 

f:id:ranobeprincess:20180616102655j:plain

 

タイトルやあらすじがカオスで異世界ものなのか現代ものなのか世界観が闇鍋みたいにごっちゃだけど、あえてジャンル分けするなら異世界転移コメディかしらね。

ただ、従来の異世界転移ものとは結構テイストが違うわ。

 

一般的な作品では異世界に転移したらしたっきりで普通は戻れない(あるいは戻る方法が見つからない)から異世界に行くのは重大イベントだけど、この作品ではアルバイトや旅行で気軽に行き来できるシステムが確立されてるみたいなの。

「ちょっとコミケ遠征に行ってくる」みたいなノリで異世界に行くのかしら?

 

あと、普通は転移って「死んだらいつの間にか異世界だった」「たまたま女神に選ばれた」みたいに自分の意志ではどうにもできない受動的な要素だったけど、『暗黒ハローワーク!』世界の転移はかなり能動的でしかもカジュアル。

 

上でアルバイトや旅行について書いたけど、なんと就職をするにあたっても異世界のお世話になるのよ。異世界の神々が、ビッグサイトで合同企業説明会ならぬ「合同勇者説明会」を開催して、勇者として活躍してくれる人間をリクルートするの。異世界の住人を相手に自己PRをして、「内定」を受けたら異世界で活躍できるってわけ。

 

勇者希望者が多いのか、この世界には勇者育成の専門学校――通称ハローワーク――があるほどの盛況っぷりよ。

やってることは完全に就活で、異世界側は職場環境や福利厚生がいかに素晴らしいか力説するし。

 

「――というように、神エンリルが運営する、私たちのエンリル界において、勇者の仕事は大変な面もあります。強力なモンスターもいますし、すでに百年という長期政権を維持している魔王もいます」

(略)

「でも、その分福利厚生が充実しているのが、うちの世界の売りなんですよ? 住宅補助として温泉付きの屋敷が無償で提供されますし、医療手当として、エンリル界の主要都市では無料で治療が受けられます」

(略)

「それと大きな特典としては、一定期間を過ぎて現役勇者を引退すると、その後は平和で優雅な別荘暮らしをご用意します。勿論、まだ現役を続けたければ、他の仕事を斡旋しま……あら?」

 

求職者側は自分がいかに優れてるか必死でPRしてるし。

 

「――わたくしどものキグナ界は、魔法が主体となる世界です」

 説明をしてくれたのは、聖職者の装備に身を包んだお姉さんだった。

「しかし剣士や格闘家などが邪魔者扱いされるわけではなく……むしろまったく逆なんです。なり手が少ないので、どこのパーティでもクエストでも引っ張りだこ。そのせいで、収入も魔法使いよりずっと多いケースがザラにあるのですよ」

 俺はほっとした微笑みを作り、お姉さんに返事をした。

「それを聞いて安心しました。僕らは縁の下の力持ち的な位置ですから……魔法使い系の方々の力になれることを第一に考えていますので、その姿勢を評価していただけるのは、とても嬉しく思います」

 うむ、我ながら優等生な発言。これでお姉さんの評価も急上昇のはず。

 

なろう系だとニートブラック企業勤務者や、最近だとアラフォーのおっさんでも異世界に進出してるけど、この物語だと文化資本高くないと異世界行けなさそう。

いやー、世知辛いわねー。

現実が煩わしいから異世界に憧れてるのに、コミュ力要求されるんじゃ萎えるわー。

 

しかも悲劇はここで終わらないのよね。

就活を乗り越えて念願の異世界に辿りつけても、自慢のチートスキルで好き放題できるかっていうとそうじゃなくて、面倒な規則で雁字搦めにされてるの。

作中で異世界が大企業に例えられてたけどまさにその通りで、魔物との戦闘でさえ無断で行えないんですって。会社勤めは大変だわ。

ていうか主人公達だけじゃなくて魔物もリーマンっぽいし! 

 

 骸骨剣士が大きな溜め息を吐いた。骸骨なのに。 

「君たちさぁ……もしかして学生さん?」

 世間話のような質問をされた。モンスターから。

「え……あ、ああ。まぁ……はい」

「あーやっぱり? 気持ちは分かるけどさぁ、ちゃんとこの世界の勇者の資格を取ってからにしてよ。でないと、こっちも怒られるからさ」

 確かに、この世界の神様と正式な契約を結ばないと、勇者として魔物と戦うことは許されていない。でも、そこは案外ゆるいはずだが……こいつ硬いな。骨だけに。

 俺は出来るだけ凛々しい表情で、骸骨剣士を睨み付けた。

「ま、まあ、確かに規則はそうかもしれないが、勇者志望として、魔物に苦しめられている人々を、黙って見ているわけには――」

 そのとき、場違いな電子音が響いた。

「あ、ごめん。ちょっと待ってね」

 骸骨剣士が鎧の内側を、ごそごそと探る。そして小さな箱のようなものを取り出し、耳に当てると話し始めた。

「あ、もしもし。あ! どーも! いつもお世話になっております」

(略)

「ちょっと仕事入ったんで、俺行くから。じゃ」

 そう言い残し、骸骨剣士はがしゃがしゃ音を立てながら走り去って行った。

 

『昔勇者で今は骨』を思わせる骨ギャグね。タイムリー。

天丼を駆使する手法はGA文庫の『ぜったい転職したいんです!!』に似てる。

久慈マサムネ先生はこの二作を参考にしたのかしら?

 

てか、魔物も携帯持ってるんかいっ!

 

魔物のくせして、人間側と比べて結構待遇いいのよね。

戦闘中でも定時になれば帰れたり、残業時間が増えすぎないようにしてたり。

ほのぼのとしてて和むわ。主人公達はお構いなしに攻撃してるけど。

 

最後に、『暗黒ハローワーク!』を盛り上げるイカれたメンバーを紹介してレビューを締めくくることにするわ!

 

日暮英治!!!!!!!!!! 

f:id:ranobeprincess:20180615012353j:plain

 

四大賢者の一人だけど、力を封印されて今はただの遊び人!

好き勝手暴れて異世界の住人に迷惑をかける無法者!

 

マリア・ノーラン!!!!!!!!!! 

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あたしと同じ一七歳なのに、英治の母親を気取る超変人!

見た目は美少女でも、中身はおばさんになりつつあるわ!

 

桜木ひより!!!!!!!!!! 

f:id:ranobeprincess:20180615012502j:plain

 

ロリで敬語で中二病な、物理で殴る魔法使い!

スニーカー文庫だけど、明らかに出る作品を間違えてる!

 

初音鶯!!!!!!!!!! 

f:id:ranobeprincess:20180615012530j:plain

 

誰に対しても上から目線のお嬢様!

それでいて実は承認欲求が高いチョロイン!

 

鶯はあたしの一番好きなキャラね!

生意気すぎて、おっぱい揉んで屈服させたくなっちゃう!

『ライフアライヴ!』といい、ゆーげん先生はおっぱい大きい美少女が上手だわ!

 

ライフアライヴ! キミと始める学園総選挙 (MF文庫J)

 

特別PVでナレーションもしてるわ!

この声がまたクセになっちゃうの! 聞いてみなさい!

 

www.youtube.com

 

ただモノクロイラスト三枚は少なすぎよ!

なんか事情あったんでしょうけど、読者からすれば大ショックだわ!

 

 

とうとう消費者インサイトにまでケチをつけ始めたmizunotori

ラノベかどうかは単なる売り方(あるいはパッケージ)の問題であり、内容面ではいかなる傾向も存在しない」と相変わらず力説してるmizunotori。

他人の意見を否定するばかりで自説を一切主張しない「チキン」っぷりに業を煮やしてたら、今度は意味不明な長文が返ってくる有様。

 

kazenotori.hatenablog.com

 

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全然改行されてなくて読ませる気あるのかって言いたくなるんだけど、一つ分かったのはmizunotoriは一般教養が欠如してるってことかしら。

一一行目で「定義ならば変化などしないはず」って書いてるけど、ニ〇〇六年に冥王星が惑星から格下げされたのを知らないみたいね。小学生以下。

ていうかむしろ不変な定義なんてあるの? 時代や社会や技術が変われば定義だってそれに合わせて変わってくのが普通じゃないの?

 

結局、最後まで読んでも「境界は限りなく薄まってる」「エンターテインメント小説へと融合」と勝手に決めつけてるだけで、何が何でも「ラノベ特有の内容は存在しない」という結論に持って行きたがってるだけだし。

そんなmizunotoriが、自身のイデオロギーに反する見解をろくな検証もせずに「俗流解釈」と切り捨ててるわ。

 

 

ラノベ読者にはリセット願望がある」、すなわち「ラノベ読者の層には何らかの傾向がある」と認めてしまえば、当然「ラノベの内容にも何らかの傾向がある」と認めざるを得なくなってしまい、レーベル説やパッケージ説には都合が悪くなってしまう。

イデオロギーを死守するために、mizunotoriは現実を捻じ曲げている。 

 

「雑語りなんだから批判されて当然」と考えるかもしれないけれど、よくよく考えてみると、どうして雑語りなら批判されなければいけないのかしら。

  

事実に反するから?

「雑語りであること」と「事実であること」は別に論理的な矛盾は引き起こさないし、なろう系に対する「偏見」が実際の傾向であることを示す統計データだって出てきてるわ。 

 

例えば「ラノベに一人称が多い」という言説に関しては、電撃やMFといったネット小説依存度の低いレーベルの一人称率はそれほど高くない。

一方でなろうのランキング上位の作品や、ネット小説中心のアース・スターノベルのようなレーベルで一人称率を調査すると、八割を超えるわ。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ラノベ異世界やハーレムが多い」という言説も同じ。

学生の卒業研究だけど、研究結果が「俗説」と合致してる。

 

www.slideshare.net

 

f:id:ranobeprincess:20180619012114j:plain

 

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そもそも「中年男性(の一部)にはリセット願望がある」という消費者インサイトにイチャモンを付けてるけど、それは「人間がリセット願望を抱くなんてあり得ないから」って理由じゃないわよね。

 

「社会的に好ましくない人間の存在を考慮したくない」ってのが本音じゃないの?

臭いものに蓋をしてるだけじゃないの?

 

togetter.com

 

例え統計データに基づいてたとしても「ラノベに一人称が多い」と主張すると批判されるのは一人称があまり好ましく思われてないからで、これが「ラノベに三人称が多い」だったらどれだけ雑語りしても絶対批判されないと断言するわ。

 

 

上の芽羽のツイートに対して「電撃とMFはウェブ小説をあまり書籍化してないんだから当然だろ」とは誰もツッコまない。

あるいはmizunotoriの「ライトノベルは一人称文体ばかり」が本当か調べてみたに「お前の読む作品が偏ってるだけだろ」とも誰もツッコまない。

その方が「ラノベには三人称が多い」という(一般文芸好きにとって?)ポジティブなイメージを崩さないで済むから。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

同様に、パンチラやおっぱいもみもみといったラッキースケベはあまり大っぴらにできるものじゃないし、なろう系にありがちな大喜利タイトル乱発も「外側」の人間には好ましいムーブメントじゃないでしょうね。

「なろう系の読者にはリセット願望がある」なんて受け入れるわけにはいかない。

 

そうした「汚れ」を排除するために、「ラノベ特有の内容は存在しない」というイデオロギーで現実を捻じ曲げ、綺麗な世界を作り上げる。

 

あたしから言わせてもらえば、 一人称が多かろうと、異世界が多かろうと、展開がスケベだろうと、リセット願望を持とうと、それらはただの出来事にすぎない。

そこに個人的な価値判断はもちろん入るだろうけど、批判されたからといって、そうした要素の価値が無くなるわけじゃない。

「カレーは辛いから嫌い」と批判されたって、その辛さを求める人間だっている。