とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

原子アトムが輸入した、台湾製の核地雷。悪い意味で予想を裏切られる数々の展開に絶句……これでキャリア六年の作者……嘘でしょ?(ヤボ夫風)――『異世界にドラゴンを添えて』

異世界にドラゴンを添えて (Atom Harako)

 

定番の異世界転生と思いきや、俺はニートのおまけ───?!
  
台湾の高校生・慕飛は、成績優秀・容姿バツグン、おまけに世界的に有名なコックを父親に持ち、高校卒業後は自動的に事業を継ぐことが決まっている、正に非の打ちどころのない生活を送っていたが、トラックに轢かれそうになっていたニートを助けてやったために、ニートに巻き込まれるようにして異世界に転生してしまう。
けれど“ニート主人公でないとチート能力を授かれない”という慣例によって、異世界転生の主人公になれず、何の能力も与えられなかった慕飛は、初心者向けの村・バニータ村で雑用として働き始める。
異常にケチ臭いハーフエルフによって支配された閉鎖的な村での生活は苦しく、助けてやったはずのニートは『天選之子』として祀り上げられたことですっかり舞い上がり、慕飛のことを奴隷のように扱うのだった。
それでも自分の身を守る術も持たない慕飛には村から出て行くという選択肢はなかった。
しかしそんな彼の住む村を、突然一匹のドラゴンが襲ったことで、村での生活が一変してしまう。
果たして彼は異世界での生活を変えられるのか、
そして再び台湾に戻ることができるのだろうか───
  
台湾角川新人賞でデビューして以来、予測不能な展開で台湾のライトノベルファンを翻弄して来た作者が贈る、今までにない異世界転生ラノベ 

 

台湾ラノベ『美味的異世界料理,需要加點龍(美味しい異世界料理には、龍が欠かせない)』の翻訳。訳者の原子アトムに頼まれてレビュー。

 

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日本語版は紙では出版されておらず、Kindle版のみ。

ニニ日まで無料DLキャンペーンをしてるから、アプリさえあればすぐ読めるわ。

……とか言ってる内に無料期間終わっちゃったわね。

記事自体は一八日から書いてたんだけど…… 

 

  

ラノベブロガーが大勢いる中、わざわざあたしに依頼するとは分かってるわね。 

台湾ラノベをレビューするのはこれで二回目。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

多分芽羽にも依頼来てるだろうから、早く書き上げれば鼻を明かせられるわ。 

前回レビューした『有五個姐姐我就注定要單身了啊(5人の姉をもつ僕は独り身が運命づけられているんだ)』は、アマチュア以下の描写力(文章力じゃなくて!)なのにミリオンセラーを達成し、ニ〇一五年には実写版の製作が発表されたみたい。

 

 

うーん……台湾人ってラノベの評価甘すぎない?

「また駄作なんじゃ……」と不安を抱えたまま『どらそえ』を読み進めると……

 

うん、ゴミ。

 

依頼受けた手前最後まで読んだけど、何度も読了を断念したくなったわ。

このブログで酷評した『ソシャゲライター クオリアちゃん』『地球丸ごと異世界転生』『カンスト勇者の超魔教導』を上回る核地雷。 

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

そりゃ台湾ラノベがこんなレベルの作品ばかりなら、GA文庫に翻訳出版断られるのも納得せざるを得ないわ。

 

www.matolabel.net

 

よくもまあこんなゴミを輸入してくれたものだと怒りが湧いてくる。

 

というわけで、ここからは「ラノベを酷評させたら日本一」なAmazonレビュアー、ヤボ夫風に『霊子先輩は実写化希望!!』『タタの魔法使い』のレビューを真似て、作品の悪かった点を列挙してくわ。我流でレビューしても文章力向上しないしね。 

あたし、こう見えてヤボ夫をちゃんと尊敬してるのよ。

 

読む前の第一印象だけなら悪くない。

やや露出度高めのヒロインに、デフォルメされたドラゴンが描かれた表紙。

異世界×メシ」が一目で分かるタイトル。流行を押さえてる。

あらすじに関しても、本来召喚されるはずだった人物を差し置いて活躍する、ダッシュエックス文庫から出版された『骨の髄まで異世界をしゃぶるのが鈴木なのよー! !』っぽい作品なのかな、って期待できるし。

台湾の作品だけど、日本人好みの内容になってる。 

ただ、本編があまりにも酷すぎ。事あるごとに悪い意味で予想を裏切られる。

 

例えば冒頭。

主人公の慕飛(ルビがないから読み不明)は学校が終わると父親の経営するレストランを手伝う料理中心の生活を送ってて、父親の事業を受け継ぐために大学には進学しないの。加えて高身長で女子にモテまくり。

「勉強はできるけど、それ以外に特技はないし、女子にだってモテない」なんて日本のラノベ主人公とは対極的な設定。どこにもオタクっぽさは感じられない。

なのに何故かラノベ事情に詳しく、自分が異世界に転移したことをあっさり受け入れるわ、「主人公だけが転生して来るもんじゃないのか?」と異世界もののお約束を熟知してるわ、挙げ句の果てには自分が「天選之子」だと思って舞い上がるわで、唐突に明かされるオタク設定に戸惑うばかり。 

まあラノベだし、細かいことはスルーすればいいんだろうけど、特に理由もなくテンプレを変な形で外されると流石に疑問を抱かざるを得ない。

 

 うーん……例えば、「魔王を倒しに行ったら……誰かが倒しちゃってました!」は、確かに意表を突いているけれども、やっちゃいけないことですよね。

 これでは「意表を突く」ではなくて、ただの「肩すかし」です。やはり王道であるからには、主人公が頑張って欲しい場面では「やったぞ!」という達成感をがつんと与えなければいけない。これは大事なことだと思います。

【堀井雄二インタビュー】「勇者とは、諦めない人」――ドラクエが挑んだ日本人への“RPG普及大作戦”。生みの親が語る歴代シリーズ制作秘話、そして新作成功のヒミツ

 

「誰かが倒しちゃってました!」的な肩透かしの展開はその後も頻出。

慕飛とニートのどちらが「天選之子」なのか確かめるシーンでは、ニートが水を張った盆に指を入れると消火栓が暴発するみたいに水が吹き出すけど……

 

ショボくない!?

バラエティ番組のドッキリかい!

 

そもそもニートの本名が明かされないことに嫌な予感がしてると、見事的中。

集落にドラゴンが現れ、ニートは大した活躍もできずに炎に飲み込まれるわ。

「天選之子」は「不思議な魔法の力を備えていて、ドラゴンの爪より我らの集落の安全を守って」 くれるんじゃなかったの? 

 

あ、爪じゃなくて炎だから駄目だった?

まさかね。

 

主人公とニートはなんやかんやで生き残ったものの、その後ドラゴンはパブに侵入して、 中の人間を残らず平らげたんだとか。

え!? この作品ってそういうシリアスな物語だったの!?

『スライム倒して300年』『温泉ドラゴン王国』みたいに、人間とドラゴンが仲良くほのぼのする内容に感じたんだけど……

 

とまあ一事が万事こんな調子で、ここまででやっと本編の一割が終了。

正直これ以上読むのが苦痛なんだけど、「レビューするからには最後まで読まなければならない」という義務感でなんとか頑張ってみるのだけど……やっぱり辛い。

 

慕飛ではドラゴンに太刀打ちできないんだから、父親から受け継がれた文化資本を活かし、異世界でレストランでも開業して今流行りの異世界飯ものになるのかと思いきや、今度は狩猟団が集落に駆けつけて契約がどうのこうのという展開に。

 

料理作るのかドラゴン倒すのかハッキリしなさいよ!

 

なんかドラゴンの生態教えてもらったり、異世界の生き物で料理作ったり、集落の外の街で買い物したり、ドラゴン倒したりみたいな話もあったけど、そこら辺に辿り着くころには完全に「目が滑る」という状態に陥っててさっぱり記憶に残らなかったわ。

とにかく設定に必然性がなく、作者がどんな物語を書きたいのかが全く分からないため完全に「読む苦行」と化してる。 

「台湾角川新人賞でデビューして以来、予測不能な展開で台湾のライトノベルファンを翻弄して来た作者」とあるけど、単に実力不足なだけじゃないの?

 

あとイラストが少なすぎ。表紙以外はカラー挿絵が本編の半分あたりに一枚だけ。

まあ、ビジュアル化するほど魅力的なキャラが全然出てこないという理由かもね。

これで普通のラノベと同じ値段なのだから驚き。

 

いやー、 こんな駄作を最後まで読み通したあたしを褒めてあげたいわ。

ぶっちゃけると、プロ六年目なのに読者を無視したオナニー構成しかできない作者も、この文章にISBNコード当てて書店やAmazonに流通させるだけの価値があると判断した編集も、職業適性ゼロだから辞めた方がいいんじゃないかしら。 

 

……でもあたし以外は大絶賛なのよね。あたしの感性が摩耗してるの?

 

deskyzer-lanove.com

 

この世の全てはこともなし : 異世界にドラゴンを添えて CHIKOTO (著) Atom Harako (翻訳)

 

jintanenoki.hatenablog.com

 

 

ちんこの赴くままに、おっぱいをしゃぶり尽くせ!――『VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する ~クロスアウト・セイバー~』

VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する ~クロスアウト・セイバー~ (ファミ通文庫)

 

あらゆる敵を脱がせて、奴隷化【テイム】!! 異世界従属ファンタジー!

VR対応のエロゲーをプレイ中に事故死、という悲惨な最期を遂げた俺は、女神の計らいでゲーム世界に転生させてもらえることに。転生時の特典として得たのは、奴隷化【テイム】特化のスキルとステータス。このゲームでは、あらゆる女性型の敵を脱がし、快感を与えることで、手なずけることができるのだ! ボス級の強敵をサクッとテイムし、その能力を吸収した俺は、行く先々で美少女を手なずけながら、気の向くままに冒険するのだ!! 異世界従属ファンタジー、登場! 書籍版だけの特別書きおろし短編も収録。 

 

 忙しすぎてブログ放置してたら、随分心配されてたみたい。

 

 

  

 

 

前回の投稿から今日でもう三週間なのね。

最低限週一ペースで更新したいんだけど、体力のなさが……

 

何もしてないわけじゃなくて『絶対彼女作らせるガール! あらかると』や『魔王の娘は世界最強だけどヒキニート』レビューの準備だったり、五選シリーズで紹介する作品の選定だったり、なろうやカクヨムの作品に感想書いたり、水面下や小規模な活動は細々と続けてたのよ。

最近だと電撃文庫カクヨムに連載開始した『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』『イリヤの空、UFOの夏』をレビューしてたわ。

 

kakuyomu.jp

 

kakuyomu.jp

 

まあ更新を引き伸ばし続けても自分を甘やかしてるだけだから、ここらで一気に書き上げちゃわないとね。

待ってくれてる読者がいるわけだし。

 

仁科朝丸先生はこれまでに『くすぐり闘士の無魔術乱舞』『外道王子の楽園興国記』を出してて、どっちもアキバblogで紹介されてるファミ通文庫の注目作家。

 

blog.livedoor.jp

 

blog.livedoor.jp

 

いや~『くすぐり闘士の無魔術乱舞』はマジで神がかってたわ~。主人公の「魔力を持たない代わりに、くすぐりで相手の魔術詠唱を妨害する」って戦い方がバカバカしくて、何よりスケベ心を刺激してて最高!
だって美少女の体に触れる口実ができるのよ!? リアルなら「もしもしポリスメン?」って警察呼ばれて終わりだけど、そうしないと戦えないんだから仕方ないわよね!

オタクの性癖を上手に刺激してる作家だわ!

 

fbonline.jp

 

三作目となる『VRエロゲー』は、『黒堕ち白魔道士は解放禁呪で女神を穢す ~就職氷河期世代の俺が転生してヤりたい放題~』『新生魔王の女神狩り』と共に「エロい三連星(是鐘リュウジ先生命名)」としてファミ通文庫が世に送り出したわ。

どれもカクヨムで一巻全文公開(ただし性的シーンは一部伏字・ダイジェスト)されてるから、書籍版を買う前に好きなだけ吟味できるわよ。

 

kakuyomu.jp

 

kakuyomu.jp

 

kakuyomu.jp

 

参考までに、エロい三連星比較表を置いとくわ。

 

  VRエロゲー 黒堕ち白魔道士 新生魔王の女神狩り
カクヨム初投稿 3月14日 3月9日 2月2日
話数 22 27 20
67 51 47
★÷話数 3.05 1.89 2.35
フォロワー 404 331 582
フォロワー÷話数 18.37 12.26 29.1
本番 あり あり あり

 

話数の多さでは『黒堕ち白魔道士』に、フォロワー数では『新生魔王の女神狩り』に負けてるけど、★の数(=評価数)と一話あたりの評価率では圧倒的トップ。

実際、エロい三連星の中で一番面白かったしね。

TAKTO先生が気合い入れたカウントダウンするのも納得だわ。

 

 

 なぜ『VRエロゲー』がエロい三連星の中で一番面白いか。

TAKTO先生のSDキャラが可愛いとか、『新妹魔王の契約者』『魔法学園H×H』レベルの過激なエロがないとか、ギャグに振り切っててグロくないとか色々あるけど、一番はVRエロゲーの世界だけあって視覚聴覚(オノマトペ含む)触覚嗅覚味覚の五感でエッチな体験が味わえる点ね。

 

ここからは時系列にそってヒロインとエッチな体験の紹介よ。

ティッシュとゴミ箱の準備はいいかしら?

 

最初は管理神のエナ。

おっとりとした性格だけど、人の神経を逆撫でするような台詞を無意識に口走っちゃうのよね。そんないけない神様にはおしおきしないと。

 

 

「ひゃっ……や、やめ……んっ、ふ、ぁぁっ……」

「どうした? まだ尻を触ってるだけだぞ」

「そ、そうですけどぉ、今のあなたに触れられると……あ、うっ!」

 エナの尻はまるでパン生地のように柔らかくて、肌が手のひらに吸いついてくる。じつに良い感じの肉付きだ。

 エナの体から力が抜けつつあるのを見て、俺はたわわに揺れる胸の谷間に頭からダイブした。

 ふにょん、とマシュマロのような柔らかさに顔面を受け止められる。

「あ……っ!」

 エナが小さく声をあげる。俺も内心で感嘆の声をあげていた。

 さっき揉んだ尻も充分に柔らかかったが、おっぱいの柔らかさはそれを凌駕している。実際に触るのは初めてだが、こんなにいいものだとは思わなかった。

 石鹸のような甘い香りに鼻腔をくすぐられながら、白い柔肌に舌を這わせた。

「あぁんっ! ひやっ、あっ、あっあっ、やぁぁっ……」

 こちらの舌が膨らみの頂点に近づくほどに、エナの声は甘く高く変化していく。

 こりこりに尖った突起を舌先で弾くと、ひときわ大きな嬌声があがった。

「あぁああぁぁっ!」

 背筋を反らせて快感に打ち振るえると、エナは限界に達したように崩れ落ちた。

 仰向けになっても形の崩れない豊かな双丘を小刻みに震わせ、だらしなく弛緩した両脚はO字を描くように開いている。その付け根は、透明の愛液でぐっしょりと濡れそぼっていた。

 

いいわね!

肌の柔らかさをパン生地やマシュマロに例えてるおかげで、とってもイメージがしやすいわ!

そこに匂いも加わって、臨場感増してる!

 

心の海綿体に血液がどんどん流入してく中、エナとのやり取りはクライマックス。

 

「……やめないで、くださいー……」

「え? なんだって?」

 わざと聞こえない振りで聞き返すと、エナの顔が羞恥の紅に染まった。

「で、ですから、やめないでって……」

「それじゃわからん。誰のどこに誰の何をどうして欲しいのか、ハッキリ言葉にしろ」

 まだいじめられそうだと判断し、更なる羞恥行為を要求する。

 エナは桜色の唇をぶるぶる震わせて、しばしの間、葛藤していた。

 しかし、やがて──意を決したように自らの股間に手を伸ばし、無毛のスリットを指でくぱぁと拡げて、声を限りに叫んだ。

 

「わ、私のー……いやらしい私のここに、あなたの硬いのを突っ込んで、ずぼずぼしてくださいっ!!」

 

くぅーっ!

来た! 来た! 来たわ!

そんなこと言われちゃったら、あたしだって心のちんこをずぼずぼしたくなっちゃう!

「ちんこずぼずぼ ず~ぼずぼ」って女神のスリットに心のちんこをぶちこみたくなっちゃうわよ!

プロローグから飛ばしてくれるわ!

 

エナと出会った後は、異世界に飛ばされて何やかんやでラクシャルと戦うことに。

「剣舞の魔将」の二つ名を持つ強敵だけれども、無抵抗の人間に危害は加えない正々堂々とした一面を持ってるキャラよ。

 

 

 エナのおっぱいでは触感を堪能したけど、ラクシャルのおっぱいでは味が主役よ!

 

「おい、ラクシャル。これを見てみろ」

 「ふぇ……? これ……?」

 「お前のここは、普段からこんなに硬く尖ってるのか?」

  豊満に張り出した白い胸の先端、薄いピンク色の蕾。

 ぷっくりと膨らんで自己主張する突起を指すと、ラクシャルの頬は更に濃い羞恥の赤で染まった。

 「し、知り、ませ……ふぁぁっ!」

 「ほう?」

  乳房の先端、肌色が変わるラインにギリギリ触れるか触れないかのところへ指先を押しつけ、ぐりぐりと円を描くようになぞっていく。

 ただこれだけの愛撫でも、ラクシャルは腰をがくがくと震わせて身悶え、胸の先端は刺激を待ち焦がれるように屹立する。

 「あぁ……! あ、ぁ、ぁぁっ……!」

 「触ってほしいか?」

 「わ……私はっ、剣舞の、魔将……こんな、ことで、屈しは……」

 「そうか」

  返事など、ほとんど聞いていない。

 俺はラクシャルの胸に顔を近づけ、尖りきった乳首に吸いついた。

 「──ひゃぁぁぁぁんっ!?」

  今までで一番大きな嬌声があがった。

 これだけ顔を近づけ、胸を吸っていると、自然、ラクシャルの香りや味を五感で感じ取ることになる。

 自然な、さりげない甘味だ。砂糖というよりは牛乳のような、濃厚なフェロモンの中にひとしずくの純粋さを溶かし込んだような……。

 俺は半ば夢中になってラクシャルの胸を吸い、ねぶり、舌で弾いた。……彼女の限界に気づかないほどに。

 「やっ、やりゃ、なにか、くる、きちゃ……あっ──ああああぁぁぁぁんっ!!」 

 全身をがくがくと痙攣させて、ラクシャルは決壊した。

 ぷしゅっ、と下の方で何かがしぶく音。

 

甘いおっぱい、あたしも吸いたい!

ラクシャルちゅーちゅー(。・ω・。)

フェロモンちゅーちゅー(。・ω・。)

読んでるだけで甘みが伝わってくるわ!

 

最後は魔帝のゼルス。

TAKTO先生をロリに目覚めさせる可愛さよ。

 

  

スパイダーマンみたく蜘蛛の糸を出せて、それを逆手に取られてエッチなプレイに使われちゃうの。

生意気なこと言ってる罰ね。

 

 

「きゃん! はぁ、はぁ……っ……ふああっ♪ や、やめ……たたくの、待っ……んんんぅっ♪」 

 尻を平手で打つたび、ゼルスの声に甘いものが混ざってくる。

 半分、試すつもりでやってみたのだが、この反応を見る限り、どうやら尻を叩くのも性技のうちに入っているらしい。 

「おい、ゼルス。やめてほしかったら、頼み方ってものがあるだろう。『やめてください、お願いします』くらいのことを言えれば、許してやってもいいんだぞ」 

「だ、誰が……貴様などに、そのようなことを……」 

 ──パァンッ!! 

「きゅぅぅぅんっ♪」 

 背を反らせて、ゼルスは押し殺した声を漏らす。

 もう完全に、痛みより快楽の方が勝っているようだ。 

「まったく、どうしようもない魔帝サマだな。もっと叩かれたいから謝らないのか?」 

「そ……そんなわけ、あるものか……」 

「へえ。お前の股ぐらがどんなコトになってるか、直視しながらでも同じセリフが吐けるかねえ?」 

「股、ぐら……? って……!? い、いやぁぁぁっ!?」 

 自分の下半身を見下ろして、ようやく気がついたのか、ゼルスは転がるように俺から逃れた。

 しかしやはり体に力が入らないようで、尻を高く上げた姿勢から動けなくなる。

 大事な部分を隠すように擦り合わされたゼルスの太股から、にぢゅっ、と粘度の高い水音が響いた。 

「それで、どうなんだ? 認める気になったか、ゼルス閣下?」 

「み、認めるわけがなかろう、変態めっ! 失せろ! こっちに来るなぁっ!」 

「強情な奴だな。何か、もう一押し……ん?」 

 ふと、逃げたゼルスの向こうに、一本の糸が渡っているのが目についた。

 粘り気はないが強度の高い【剛糸】という糸だ。

 リングロープのように宙を繋ぐその糸を、しばし眺め……俺は、いいことを思いついた。

 即座に実行すべく、ゼルスの体をひょいと抱き上げる。 

「ひゃっ!? き、貴様、今度は何をする気だ! 下ろせ、下ろさぬかぁっ!」 

「慌てなくても、すぐ下ろしてやるよ。そう、ら……っと」 

 抱き上げたゼルスの脚を開かせ、下ろしてやった。

 空中の【剛糸】に、またがらせるようにして。 

「――っんんんんん!?」 

 自分の全体重を一本の糸に受け止められ、股間に食い込まされて、ゼルスは唇を噛んで喘ぎ声を漏らした。

(略) 

「そろそろ楽にしてやる。俺のものになれ、ゼルス」 

 宣言とともに、最後の一発……渾身の平手で、ゼルスの尻を打った。 

「ふぁああああああぁぁっ!!」 

 ゼルスはえび反りになって、あられもない声をあげた。 

 ほどなく全身から力が抜けてしまい、ピンと張ったままの糸に体を預ける形で倒れる。

 柳のように垂れ下がった細い脚から、泡立った半透明の液体が、ぼたぼたととめどなく滴り落ちていた。

 

 あぁ~! 愛液の音ォ〜!!

おしおきがそそるわ!

 

発売から一週間経たず二巻決定するのも納得のシコリティね。

残念な点を挙げるとすれば、ノワが成仏しちゃったことと、エピローグで学園を離れちゃったから二巻ではミユとの絡みが無くなっちゃいそうなこと。

 

仁科朝丸先生はどんな展開を見せてくれるのかしら?

 

 

「今月の」アクセス数が一〇〇〇〇を突破したわ!

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少しずつ大物ラノベブロガーの階段を上ってるわね!

三ヶ月かけて総アクセス数一〇〇〇〇を突破したのが昨日のようだわ!

 

ranobeprincess.hatenablog.com

年中麦茶太郎先生は『魔王の娘は世界最強だけどヒキニート!』二巻打ち切りを「本気で」回避するつもりがあるのか。

『魔王の娘は世界最強だけどヒキニート!』二巻の公式発売日まであと三日。

GAは早売りしてるから、もしかすると明日にでも買えちゃうかもしれないわね。

 

ほのぼのしてて安心できるお話だから、一巻をまだ読んでなければ、あたしのレビューを見て買うか買わないかを判断するといいんじゃないかしら。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

上の記事にも書いたけど、この作品って意外と売れてないらしく、二巻が売れないと打ち切りの危機にあるみたいなのよね。

 

 

  

別に作品がつまらないわけじゃないとあたしは踏んでて、単に年中麦茶太郎先生と作品の知名度が低いせいで売上が伸びないだけだと。

じゃあどうすれば知名度を高められるのか。

そこでヒントになるのがランチェスター戦略よ。

 

元々は第一次世界大戦後に発表された二つの法則がベースになってるわ。

 

  • 攻撃力=兵力数×武器性能(第1法則)
  • 攻撃力=兵力数の2乗×武器性能(第2法則)

 

第一法則は接近戦における法則よ。

接近戦・体当たり戦では兵力数に差があっても損害の出方が一対一になるの。

例えば一〇〇人のA軍と六〇人のB軍が互いに全滅するまで戦うとするわ。

武器性能が同じだと仮定すれば、人数(=兵力数)の少ないB軍が全滅することは簡単に予想できるわね。

ここでA軍は何人生き残るかというと、第一法則によりB軍と損害の出方(=死者)は同じになるから、一〇〇人中B軍と同じ六〇人が死んで、四〇人になるわ。

要するに、接近戦だと一人はニ人以上殺せないってこと。

 

第二法則は離れて戦う場合の法則よ。

武器性能が同じだとしても、距離が離れてると双方の力関係が二乗比になるの。

A軍とB軍の人数を第一法則の場合と同じだとして、今度は離れた場所から銃で撃ち合う場合を考えるわ。

武器性能を同じだとするとA軍とB軍の戦力比は人数の二乗比だから、一〇〇〇〇対三六〇〇と、第一法則とは比較にならない差が開くの。

A軍は何人生き残るかというと、戦力差が一〇〇〇〇から三六〇〇を引いて六四〇〇、これが生き残った人数の二乗になってるから、結局八〇人が生き残るわ。

第一法則で生き残ったA軍は四〇人だったから、離れて戦うだけで生存数を二倍に跳ね上がらせることができてる。

 

これで分かったように、弱者(=売れない作家)が強者(=売れっ子作家)と戦う――すなわち数多くの新刊に埋もれず自分の作品を購入してもらう――ためには、第一法則に基いて

 

  1. 射程距離が短い一騎打ち戦的な兵器を選び
  2. 戦うときは敵に近づいて一騎打ち戦をする
  3. 接近戦や一騎打ち戦がしやすいよう、身を隠しやすい戦場を選ぶ

 

戦略を取る必要があるわ。ビジネスに置き換えると、

 

  1. 一騎打ち戦がしやすい商品を選ぶ
  2. 接近戦や一騎打ち戦がしやすい営業方法を決める
  3. 接近戦や一騎打ち戦がしやすい特別な営業エリアを選ぶ

 

ってことね。

商品は『魔王の娘は世界最強だけどヒキニート!』と既に決まってるし、営業エリアは作者の一存でどうにかなる要素じゃないから、工夫できるのは営業方法。

 

弱者はエンドユーザー(=読者)にできる限り近づいて接近戦に持ち込む。

別に営業といってもラノベ作家だから、原価だの利益率だのみたいな数値計算の難しい話じゃなくて、競争相手以上に読者に好かれればいい。

具体的には「興味を持ってる人間や読者にお礼を言う」。これだけ。

 

あたしが愛読してるランチェスター戦略のバイブル『【新版】小さな会社★儲けのルール』から引用してみるわね。

 

 ですから、感じても言葉や態度に表さなかったらそれは感謝ではありません。ありがたいと思ったら、口や言葉や文章で相手に伝える行動が必要です。

 雨のなかを来社、来店してもらったら、「わざわざ雨のなかをありがとうございます」と素直に言葉に出してお客さんに伝えること。同じく、注文が入ったら、お礼の電話かFAXをすぐに入れて喜びを素直に伝えること。

 支払日よりも前に銀行入金があったら、すぐにお礼のハガキかFAXを出し、喜びを素直に伝えること。こうするだけでも、きっとあなたの会社を気に入ってくれます。これを実行するだけでも、お客が思っている以上のなにかになるのです。

 

抽象論だけだと実感が湧かないだろうから、具体例を二つ挙げてみるわ。

 

福一不動産では、店に寄って契約したお客さまには連続して5回ハガキを出しています。①来店していただいたらその日中に ②契約時に ③入金があったら ④入居したら ⑤入居1カ月たったら。その後も年に4回はフォローのハガキを出しています。

 また、社内の人事評価に「お客さまとの接触ポイント」を導入しています。直接お客さまに会う行為を1点とし、電話やFAX・ハガキは0・5点と換算。新入社員でもお客さまとの接触ポイントが増えれば、自然と売り上げも増える仕組みを作っています。

 

 前章にも紹介した「ホームテック」では「お礼ハガキ」を100%実行しています。

 営業マンは契約後、本社に見積書・契約書・原価計算書・顧客データを提出しますが、このときに契約後に出す「お礼ハガキ」のコピーを必須事項と規定しています。つまり、お客に「お礼ハガキ」を出さないと、社内的に契約が成立しないシステムにしているのです。

 社員はみな漢字もしらないし、字もヘタくそ。それでも出す。とにかく、ヘタでもなんでも、仕事をもらったら「ありがとうございます」と意思表示する。これはビジネスマンとしてあたりまえのことです。だから、お礼ハガキを出さない社員はクビなのだそうです。

 多少、強引なやり方ですが、ここまで規定すると営業マンは必ず書くようになります。

 ホームテックの1回の平均受注額は約100万円。一般家庭にしては高額商品になるため、「やっぱり考え直す」というキャンセルもあります。ところが「お礼ハガキ」を出すと、キャンセルの比率が大幅に減るという副次的効果もしっかりあるのだそうです。

 

別にこれは不動産営業だけの話じゃないわ。

『レア・クラスチェンジ』の黒杉くろん先生は、感想ツイートをRTしたりファンアートにコメント付けたりしてファンを増やして打ち切り回避に繋がったし、『絶対彼女作らせるガール!』のまほろ勇太先生は、感想ツイートした読者にお礼のコメントをしたり積極的にフォローすることで新人でありながら人気度を爆発的に上昇させて、ラノオン四冠と好きラノ一位の座を獲得したのは記憶に新しいわね。

 

年中麦茶太郎先生にもぜひ実践してほしいということで、二月ニ四日になろうのメッセージ機能から

 

  • あたしのレビューをもう一度広める
  • 感想ツイートやファンアートなどにお礼のコメントをする

 

ようアドバイスしたわ。

なろうのメッセージ機能は下書き作成できないせいで、数時間ずーっと画面を睨みながら七〇〇〇文字近く頑張って書いたわ。

 

ニ五日の一一時頃に返信が来たから、後は実践さえしてくれれば打ち切りは無事回避できるんじゃないかって大喜び。

どんなお礼コメントをするのかと年中麦茶太郎先生のtwitterに張り付いてると……

 

あたしのブログを紹介して、

twitter.com

 

ファンアートを、

 

リツイートして、

 

終わり。

 

あまりの衝撃に開いた口が塞がらなかったわ。

待てども待てども読者へのコメントがなくて、最初は書籍化作業が忙しすぎるせいでコメントできないんだと思ってた。

まあそれでも無理やり時間作ってコメントすべきなんだけど。売れてないんだし。

 

ともかく、TLを観察し続けても、平昌オリンピックに半裸の男が乱入した珍事件だとか、早稲田の入試科目に豚肉の仕込みがない話だとか、ハーーナ殿下の新作が一位を総なめにしたニュースだとか、『魔王の娘は世界最強だけどヒキニート!』と無関係のRTばっかりしてる。

他には蝉川夏哉先生のギャグに付き合ったり、ニシ先生が『ハーレムダンジョンで神様プレイ!  武闘家、魔法使い、猫耳剣士、エルフシスター』でエロ作家の仲間入りしたことを取り上げたり。

 

あのさぁ……ふざけてない?

 

おっさんがスケートリンクで「白鳥の湖」踊ると『ヒキニート』の売り上げ増えるの?

早稲田の入試で豚肉仕込むと『ヒキニート』の売り上げ増えるの?

ハーーナ殿下が一位獲りまくると『ヒキニート』の売り上げ増えるの?

蝉川夏哉先生の自虐に付き合うと『ヒキニート』の売り上げ増えるの?

ニシ先生が美少女文庫デビューすると『ヒキニート』の売り上げ増えるの? 

 

なんかもうすごいショック。

興味を持った、実際に買ってくれた読者よりも、ネットのニュースや作家仲間との交流を優先するというありえなさ。

打ち切りで悩んでたのは嘘だったの?

 

「お金の奴隷開放宣言」で(キーワードだけ拾い読みして誤読した、読解力のない)クリエイターから叩かれまくって一躍時の人となった西野亮廣は、『魔法のコンパス』でその圧倒的な努力を語ってるわ。

 

 網でかからないのなら、モリを片手に素潜りで一人一人突き刺していくしかない。

キングコング西野」でエゴサーチ(検索)をかけ、僕についてツイートしている人をリストアップし、「はじめまして。キングコング西野です。実はこの度、クラウドファンディングという……」と片っ端から突き刺していった。700~800人に声をかけた。

 

 結果、これが大ハマリ。2週間で530万円が集まった。

 

 困ったときのSNS。やはり、ここでも「モリで一刺し作戦」だ。

「ニューヨーク 寒い」「ニューヨーク 混んでる」「ニューヨーク 美味しい」でエゴサーチをかけ、今現在ニューヨークにいる人をリストアップし、「はじめまして。キングコングの西野と申します。突然、申し訳ございません。実はこの度……」と片っ端から送ってみた。

 結果、3日間の個展で1800人もの人が足を運んでくださった。

 

芸能人でさえこの努力量なんだから、芸能人でも何でも、ましてや有名ラノベ作家でもない年中麦茶太郎先生はもっと行動すべきじゃないの?

 

実は好きラノで『ヒキニート』に投票したことを年中麦茶太郎先生に報告したとき、『小さな会社★儲けのルール』を既に紹介してたのよね。

でもこの有様を見るに、多分買ってないんでしょうね。読んでないのは確実。

行動に移すのが遅い。遅すぎる。それじゃ三流止まりに決まってる。

 

「できる人か見極めるのは、簡単だよ。

まずは普段、どんな本を読んでいるか、どんな本が面白かったかを聞く。まず、本を読まない人の時点でアウトだけど、全く読まない人、というのはあまりいないから、たいてい何か出てくる。

で、僕は「おすすめの本」を聞くんだ。」

「おすすめの本ですか。」

 

「そう。その人のおすすめの本は、その人の思想が色濃く出る。知的レベルや、願望、どれくらい勉強しているかわかる良い情報だ。」

「それだけでいいのですか?」

 

「もちろんそれだけじゃない。で、お薦めしてもらったら、僕はその本をその人の目の前で買う。Amazonを使って。実際に、どんな本を読んでいるのか僕も興味あるし、その人の考え方に興味があるからね。」

「ふーむ。確かにそうですね。」

 

 

 

「で、その後が肝心で、こっちも本を勧めるんだ。自分の好きな本をね。」

「はい。まあ普通の流れですよね。」

「その時、相手も自分と同じように、すぐに本を買う人だったら、絶対にこの人はできる人だ。」

「……!」

「まず、目の前の人のすすめる本をすぐに買う、と言うのは2つのハードルがある。知識に対しての貪欲さと、「買ってしまう」という行動力だ。」

「なるほど、そういうことですか」

そう、目の前の相手のすすめる本を買う行為は、その人の考え方の縮図なんだ。人の思想に対するオープンさ、新しい物を受け入れる態度、勉強する意欲、本を読むという行為。それに加えて「とりあえず買ってみる」という行動力と勇気。

これらは「目の前の人が勧める本を買う」という行為に現れている。色々な人に会って、これをやったけど、的中率は9割。ほぼ間違わない。

ま、たまに「買うけど全く読まない」という人が1割程度いるのが、玉にキズだけど。」

目の前の人が「できる人」なのかどうかを見極める、超簡単な方法。

 

完全に人の好意を踏みにじってるのよね。

数時間かけてブログに記事書いて、数時間かけて読書メーターに感想投稿して、数時間かけてブログのレビューを加筆して、数時間かけて打ち切り回避のためにアドバイスして、無償で自分のためにここまでしてくれる人間への配慮が全く無い。

「三巻を読みたい!」というファンの想いが全く見えてない。

 

ファンの気持ちをどう受け取ろうが作者の勝手なのかもしれない。

ただそれなら人気が出なくて作品が打ち切られそうになっても致し方ないわけで。

「なんとか三巻を出したい」と望んでおきながら、やるべき努力もせずに、それどころか読者よりも作家のコミュニティを優先するその態度は、担当編集のまいぞーや、イラストレーターの椎野せら先生や、その他ソフトバンククリエイティブの社員や、何より感想やファンアートをツイートしてくれた読者への裏切りでしかない。

 

ふざけるのも大概にしろ、と声を大にして叫びたい。

 

年中麦茶太郎先生が、何故頑なに読者へのコメントを拒むのかは分からない。

そこにはワナビのあたしには想像もつかない理由があるのかもしれない。

ただどんな理由を付けたところで、今の延長線上には打ち切りの未来しかない。

 

現代において、成功の秘訣は『足』と『手』の掛け算だと僕は思っていて、たとえば堀江貴文さんが『ゼロ』を出版した時なんかは、とにかく北から南まで、全国の書店に『足』を運んでいた。
イラストレーターの中村祐介さんや、勝間和代さんや、水野敬也さんなんかも同じく全国の書店に『足』を運び、その地道な活動を『手』を使ってSNSで拡散させていた。

ところが『上手くいかない人』は、とにかく『足』を使わず、『手』だけで、なんとかしようとする。
そこは掛け算だから、『足』がゼロなら、『手』で、いくら掛けてもゼロだ。

彼らが徹底して『足』を使わない理由は2つあって、一つは「面倒くさい」、もう一つは「恥ずかしい(勇気がない)」だ。

『作品』というのは"我が子"で、その"我が子"を届ける上で、作者である"親"に与えられた選択肢は、これも2つ。

子供を守る為に自分が恥をかくか、
自分を守る為に子供を見殺しにするか?

『上手くいかない人』は、あらゆる理由をつけて、子供を見殺しにすることを選ぶ。
当然、子供を見殺しにできる人(優しくない人)の作品が面白いわけがなくて、コンクールに応募したところで結果は出ない。

結論、『上手くいかない人』は、優しくないから上手くいかない。

キングコング 西野 公式ブログ - 『上手くいかない人』の共通点 

 

もし年中麦茶太郎先生が「本気で」二巻打ち切りを防ぎたいなら、初動二週間ずっと、これまでの作家人生で最も必死に、それこそ本業以外の時間全てを営業活動(=片っ端から突き刺す)に捧げるくらいの覚悟で臨むべきね。

それを「面倒くさい」「何でそこまでしなきゃいけないんだ」と感じるのであれば、残念だけど打ち切りは避けられないわね。

作品の命運を最終的に左右できるのは、他でもない作者だけなんだから。

 

【新版】小さな会社★儲けのルール

【新版】小さな会社★儲けのルール

 

 

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

 

 

あれは超新星の放つ輝きだったのか?――『絶対彼女作らせるガール!2』

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

 

<優秀賞>正統派青春ラブコメ、第2ステージへ!

絵馬の"練習彼女"宣言で注目されたことから、大地が学祭のミス・ミスターコンのクラス代表にみりあとともに選ばれた!? 男女ペア部門の審査に向け、大地は読モのみりあから特訓を言い渡される。そんなとき、普段からみりあを小馬鹿にしてくる杏南が転入してきて、みりあは絶対負けられない!!と激しく燃え上がる。「特訓メニューを変更するわ。合宿よ!!」当然のように絵馬も二人の応援にと合宿に参加するが、時折不安げな表情を見せはじめ……? 大地の学園生活は加速度的に変化していく!
圧倒的絶賛の声ぞくぞく!!《優秀賞》超弩級正統派青春ラブコメ、第2ステージへ! 

 

あーっ!

あれだけ頑張ってレビュー書いたのに帯コメント採用されなくてむかつくーっ!

 

 

 

うっさいうっさいうっさい!

 

あたしはスーパーウルトラ超絶美少女なんだから、あたしだってデビューすれば帯コメントのオファーで引っ張りだこに決まってるし! 

帯コメントには採用されなかったけど、まほろ勇太先生があとがきであたしに触れてくれてるのよ! あとがきに名前が載るラノベブロガーは史上初なんだから!

 

 さて、前回一巻のデビュー以降、ありがたい事にたくさんの方々にご好評をいただきました。特にTwitterやレビューブログ方面ではラノベの王女様」を始めとするカリスマブロガーの方々、多数のフォロワー様に過分ある応援をいただき、本当に、感謝してもしきれません。

 

ファミ通文庫HJ文庫スニーカー文庫講談社ラノベ文庫の新刊回収したり、アキバblogに『女騎士これくしょん』『我が姫にささぐダーティープレイ』のレビュー掲載を狙って夜が明けるまでずっと読んでたり(結局眠気に負けて書けなかった!)、忙しさで疲れるのなんの。

ラノベの刊行点数が多すぎて、優樹みたいに一日数冊レベルで読んでかないと本当に何もできない。過去記事の修正が億劫になるレベル。 

 

発売から一週間近くレビュー書かないでたら、まほろ勇太先生から催促されてるし!

 

 

なら親にこう説明しなさい! 

あたしはラノベの王女様。

公務の傍らデビュー目指して修行に邁進する、スーパーエリート美少女なのだと!

 

表紙を見ての通り二巻はみりあ回だから、あたしの大好きなエレナの出番があんまり無さそうで不安だったんだけど……

 

「DVDを観る前に、質問いいかな?」

「ふふ、どうぞ」

 突然だけど、鷹見さんへ質問してみる。

 僕には気になることがあったんだ。それは、とても大事な事だ。

「――――なんで僕は踏まれているのでしょうか?」

 部室に入って三秒で正座。それから鷹見さんの足が僕の頭を足置きにしているんだ!

「ふふ、驚いてしまうわ。最近の足置きは言葉を話すのね」

「ぐ、ぐぐ……話を、聞いてないな」

「それには明確な理由があるわ。最近執筆するとき足元が寂しかったからよ。まったく貴方ったら、彼氏として毎日部室に来て足置きになる務めを放棄して」

「まず彼氏じゃないし彼氏の務めは足置きになる事じゃないと思うんだけどなあ……!」

 黒スト越しにパンツも見えてるのに、鷹見さんは僕を踏むのをやめてくれない。

 

あああああああああっっ!!

またまたパンツ見せてくれてありがとう!

 

一巻に続いて二巻でもパンツ見せてくれるなんて、エレナはよく分かってるわね!

そうそう、パンツといえば、最近こんなニュースがあったわ。

 

"PK"とは、"P=パンツ、K=くいこむ" の略語で、動作時にショーツの裾がずれ上がり、くいこんだ状態のことで、女子中高生のあいだでは日常的に使用されるワードとなっています。ワコールが「PKで不快に感じたことはありますか?」とアンケート(※1)を行った結果、84%の女子中高生が「ある」と回答。具体的なシーンとして、「体育や部活のとき」、「自転車を降りたとき」、「椅子に座っていて立ったとき」などが挙げられました。

8割以上の女子中高生が実感している"パンツのくいこみ(PK)"。「プリリ」から"パンツがくいこみにくい"ショーツ『non!PK(ノンピーケー)』新発売 | ニュースリリース | ワコールニュース&トピックス

  

www.w-wing.jp

 

www.youtube.com

 

男子はこれまで知らなかったと思うけど、女の子って何かする度にしょっちゅうパンツが食い込んで困らされてるのよ!

きっとエレナもPK経験あって、大地に直させてるのかもしれないわ!

 

「貴方、私は今PKでとっても困っているのだけど」

「ぴ、PK……? 何そ(げしり)」

 鷹見さんは僕の頭の上に置いてある足で踏みつけてくる。

「やれやれ、そんなことも知らないようじゃ先が思いやられるわね。コミュニケーションの基本は相手に興味を持つこと。女子高生が使う用語ぐらいはある程度調べておくべきよ」

「そ、そんなこと言ったって、分からないものは分から(げしりげしり)」

 鷹見さんの踏む力が強くなる。

「ふふ、いいわ。教えてあげる。PKとは『パンツくいこむ』の略よ。女性の下着事情なんて全く知らないでしょうから貴方に教えてあげると、女子のお尻ってハリがあるからパンツがくいこみやすいの。で、今まさに食い込んでる最中で私はすごく困っているのよ」

「一体僕にどうしろと……」

「決まってるじゃない。貴方が私のPKを直すのよ。直接私のパンツに手を触れて。ふふ、ミスコン一位のパンツに触れるのよ貴方にとっては最大級のご褒美じゃないかしら」

 

こんなやり取りがあったりして!

エッチの許可してくれるぐらいだから、パンツ触らせるのなんてどうってことなさそうと考えるとめっちゃ興奮するわね! 

 

パンツといえば、学園祭でのミニ浴衣も気になる!

 

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和服の場合、下着のラインが出ないようにノーパンなこともあるんですって!

だからこの口絵のエレナ(と絵馬)はノーパンの可能性があるってことよ!

これはぜひともエレナに足を置いてもらって確かめるしかないわ!

 

パンツだけじゃなくて、キスシーンもちゃんとあるわよ!

 

 鷹見さんが椅子から、す、と下りて床に膝をつき、正座の僕に視線を合わせてきた。

 吸い込まれそうな光を放つ黒い瞳がこちらを見つめている。紅茶や果物の香りの混じった女の子の匂いがして、鷹見さんの顔がいきなり近づいて、

「ちょ、待、鷹見さ、んんんん――――――っ!」

 またキスされたぞ!?しかもちゅるちゅるちゅると下をねじ込まれて!「……ぷは。ふふ、相変わらず最低な気分。でもいいの、絵馬を守るためなら、私、命だって捨てられるから」

「待って。なんでした……本当に、なんで」

「どう? 契約を再提案するわ。女神スイッチ解除のため、私が彼女になってあげるからいますぐ私と付き合うと宣言しなさい。キスだけならいつだってさせてあげるしそれ以上は……まあ彼氏としての努力次第よ。まずは足置きからね、ふふ」

 

またまたディープキスキタ―(゚∀゚)―

(∀゚ )―(゚  )―(  )―(  )―

(  ゚)―( ゚∀)―(゚∀゚)― !!

いい匂いがするだけじゃなくて、キスまでしてくれるんだから、絵馬じゃなくてエレナこそがこの物語の本当の女神だわ! 

 

あとは玲花!

一巻の初めでは大地に全然見向きもしてなかったけど、一巻終盤の出来事を経て、少しずつ大地を意識するようになってるの!

 

「お疲れ様です先輩」

「……あ、ああ。問題ない」

 それだけ言って、互いに沈黙する。

 前回の告白以降、基本的にはいつもと変わりないのだ。お互いに仕事をしながら、気づいたように一言二言かわす。まあ変わりはない。だってフラれたのだから。

 ただ、何となく玲花先輩の方から視線を感じたりもする。それに――。

「き、聞いたぞ。君がミスターコンの代表になった事を」

 会話についても、前よりずっと玲花先輩の方から話しかけてくれるような気もする。

(略)

「そ、それよりだ! もう一つ……相談したいことがあるのだ」

 話を逸らされたぽいけど、こちらも真剣な口調だ。背筋を伸ばして聞く事にする。

「もう一件は、その、私が審査委員長なので……君の得点をどうしようか悩んでいるのだ」

 全く予想外の言葉に「へ?」と首をかしげてみると、

「き、君はミスターコンで優勝したい気持ちなどあったりするのか?」

 ちらちら視線を送りながら訊いてくる玲花先輩。ええとそれって、

「せ、先輩駄目ですよ! その場で公平に審査してください!」

「そ、そそそ、そうだな! 私情抜きでもちろんそうさせてもらおう! 君のために採点ボタンを連打するなど忖度にすぎる事だ!」

 危ない! 何考えてるんだ先輩は! どう見ても実力不足なのにそんな事して目立ったら普通にばれそうなものなのに! まあ先輩の優しさゆえの発言とは思うけど!

 

優しすぎぃ!

てかぎくしゃくしたり慌てたりする玲花が可愛すぎぃ!

これもう完全に大地好きになってるでしょ!

 

この直後にある、玲花にマッサージするシーンも激シコ。

七七ページにある挿絵の玲花がこれまでで一番の可愛さだから、物理書籍でも電子書籍でもいいから買ってそのシコリティを堪能してほしいわね。

 

 「ふう……」

 玲花先輩が書類に目を向けつつ、また自分で自分の肩を叩き始めた。

「先輩、お疲れなんですね」

「まあ……多少はな」

 そうしてコミュ障の癖が抜けきってない僕は、なぜか自分の生活に組み込まれたモノの話を当然のようにしてしまうのだ。

「マッサージしてあげましょうか?」

 言葉にしてからまだたきを三つ。痛々しい事を言ってしまった事に気づく。

「あ! ごめんなさい普通に変ですね! 忘れてください!」

 本当、どこのセクハラ親父なんだ僕は、と、思っていたら……。

「そ、そそ、そうか。それならお言葉に甘えるとするかな」

 玲花先輩が視線を逸らしつつも、頬を染めながらそう言ってくれた。

「いいんですか本当に……?」

 もう一度しっかり確認したけど、やっぱり玲花先輩はうなずいてくれる。

 ためらいつつ、椅子に座る玲花先輩の背後に回る。おそるおそる肩を掴んで息を呑む。

 自分が提案したこととはいえ、何だか恥ずかしくなってきたな。

 うなじの白さがまぶしいし、さらさらの髪から甘い匂いがするし、そもそも先輩の身体に触れるのなんて普通はあり得ないことだし、触ればやっぱり柔らかいし、うわわわちょっと待て本当に緊張してきた。

 集中しろ。柔らかい感触のする肩。でも軽く探ると芯には……ああ、確かにけっこう凝ってるかもしれない。

 僕はこの数日間の猪熊さんの手技を思い出す。あれは、こんな感じで――。

「ふあ♡ は!? ん♡ 待、あ♡ ぁん♡ ああああっ♡」

 先輩からすごい声が出たのでびっくりして肩から手を離す。

 すると、玲花先輩は真っ赤な顔の涙目で、ふるふる小刻みに震えながら、

「さ、触り方が破廉恥だ! 本当に破廉恥だ! こ、こんなのどこで覚えた!?」

「待って下さい! 普通にしただけです!」

「ふ、普通なものか! そ、その、体がじんじん……も、もういい仕事に戻るんだ!」

生兵法はケガの元。またぎくしゃくな空気に戻ってしまったのだった。

 

エロすぎぃ!

一体どんなマッサージしてるのよ!

そもそも平然と異性の体に触りすぎぃ! 普通は門前払いされるし!

どうせなら肩なんてセコいことしてないで玲花のおっぱい揉んじゃいなさいよ!

 

二巻も安定のシコリティを供給してくれるまほろ勇太先生とあやみ先生。

三巻はあたしの大好きなエレナ回になりそうだから、 どんな展開が待ち受けてるか楽しみで楽しみでしょうがないわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまあ、ここで終わればめでたしめでたしまほろ勇太先生大喜びで良かったんだろうけど、だったら発売一週間以上経ってレビューする必要ないわけで。

初動が重要な今の時代、早くレビューできるならそれに越したことはないし。

 

遅れた理由は結論から言えば、 二巻はいち早くレビューしてその面白さを広めるに値する出来の作品ではなかったということ。

感想の九割以上は称賛だけども、あたしだけじゃなくて、ツバサと緋悠梨も読書メーターで批判気味の感想書いてる。 

 

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二巻では新しく愛梨ってキャラが出てくるわ。

 

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メガネしてるオタクっぽい陰キャで、大地たちの後輩。

周囲に可愛い子が多いせいで馴染めず、いつしかクラスメイトにからかわれるようになってしまい、悪ノリでミスコンに選ばれちゃったの。

このまま逃げ続けても悪意のはけ口にされる生活は変わらないってことで、みりあ達と一緒にミスコンに挑む……っていうのが実は二巻のメインストーリーよ。

みりあ回と思わせて、実は愛梨回だった。

 

この愛梨を巡る展開が予定調和的で安直。

「昭和のスポ根よろしく地獄の合宿して、実は愛梨は磨くと光る原石で、最終的にミスコン一位を獲得しましたとさ。めでたしめでたし」って結末で、感動も何もない。

マチュアじゃないんだから、そこ工夫しなきゃ駄目でしょ。

 

あと第二章が退屈で仕方なかった。

服のサイズがどうこうっていう『魔王は服の着方がわからない』の二番煎じや、脂肪を減らして筋肉を付けるっていうライザップの二番煎じみたいな薀蓄が語られるんだけど、読者が求めてるのってハウツーなの? ハウツーで人気になったの? 

ハウツーだけで人気出るなら『魔王服』だってラノオンや好きラノにノミネートされるわよ。あっちは本職が監修してるんだから。

 

もう一つは根本的な欠点なんだけど、キャラの行動に説得力がなさすぎ。

 

例えばみりあ。

一巻読んだ時点だと、みりあって身長が低いせいでオーディションに落ちまくったりモデル仲間から馬鹿にされたりする辛い境遇を抱えながらも、変えられることを変えていこうとする努力家な印象だったじゃない?

ところが二巻では、実はみりあの家が超絶お金持ちだと判明するわ。

顔認証のセキュリティがある豪邸(しかも本邸じゃなくて別邸)住まいで、メイドが七~八人常駐し、一本一万円のオリーブオイルを平然と他人に提供できる金銭レベルで、服を自作できるだけの文化資本だって持ち合わせてる。

ビリギャルより真相がひどい。

こんな恵まれた環境で育った人間が「ミスコンは外見以外に取り柄がない人間の最後の拠り所」みたいなこと主張してミスコン反対派を納得させようたって説得力皆無だし、絵馬に向かって「何もかも持ってる人間にはわからない」と怒鳴り散らしたときは何様かと思ったわ。

自分の立ち位置を客観的に把握できないただのバカ、我儘なボンボンじゃん。

 

行動に説得力がないのは愛梨も同じで、台詞で説明してるだけで描写がない。

例えば上で「オタクっぽい」と書いたけど、趣味だとか部活だとか学校や家で何してるかとか、そういった情報が全然書かれてないから推測するしかなくて、結果どんなキャラだか曖昧なまま話が進んでくのよね。

クラスでからかわれてる件に関しても、スクールカースト底辺のいじられキャラ的ポジションなのかなと思って読み進めてたんだけど、何かかなり嫌われてるっぽいし。 

 

「な、なんすか?」

「実は、ミス・ミスターコンの件で相談があるんだ。君は男子代表だから鶴姫さんと一緒に出るんだよね? それで軽い打ち合わせっていうかそういうのを――」

 その瞬間だった。

 堀秀君の美麗な顔がみるみる赤くなっていく。目は吊り上がり、額には青筋さえ浮かんでいた。なぜそんな凶悪な表情を向けられるのかは分からず戸惑っていると、その怒気が向けられている対象に気づく。

 その相手は――鶴姫さんだ。

(略)

「ふざけんなよ本当に出る気なのかよブス! 俺は出ねえからな、馬鹿じゃねえの臭っせえブサイクが! さっさと取り下げろよ!」

(略)

「……どうせ、体育会系のやつらとかその辺の差し金なんだろ! ヒョロガリだからって馬鹿にして! 俺がちょっとモテたからってこんなブスとくっつけるようにして! 出なかったら罰ゲームとか言い出しやがって!」

(略)

「俺が何したっていうんだよ! なんでてめえみたいなブスと出なきゃいけねえんだよ! ふざけんな絶対出ねえからな罰ゲームも絶対しねえ! つーかあいつら許さねえ。いつか地元の先輩呼んでぶっ潰してやるからな!」

 

( ゚д゚)ポカーン

 

何でここまで嫌われてるの? 愛梨ってクラスでひどいことしたの?

一年生(愛梨の学年)の教室の様子を描写したページがどこにもないから、唐突にキレられてる感しかしないし。 

FF15のグラディオじゃないんだから。

 

www.youtube.com

 

堀秀のキャラもよく分からない。

愛梨と何かしらの関係性(元カノとか)があるわけじゃないのに、一緒にミスコンに出るってだけでこれほど激しく当たり散らすってかなり異常。

「体育会のやつら」「ヒョロガリ」って発言からは堀秀が文化系でひ弱なイメージがあるから尚更だし、そんな人間が不良みたく「地元の先輩呼んでぶっ潰してやる」なんて脅迫してるのがかなりおかしく見える。そんな先輩いるの?

 

まほろ勇太先生ってお肉焼くのが趣味だったり、人当たりがよかったり、既婚者だったりして、多分文化資本相当高いはず。

中学や高校は私立に入学。文武両道のイケメン学校生活を送り、そのまま名門大学に進学。容易に就活は終わり大企業に就職し、順風満帆な人生なんじゃないかしら。完全にあたしの推測だけど。

敷かれたレールの上を順調に歩んできた故に、レールの外側を全く知らなかった。

強みが弱みに。『ネット小説家になろうクロニクル』の津田彷徨先生と一緒ね。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

数学オリンピック出てたり、ミスコン一位だったり、専属モデルやってたり、恋愛小説家やってたり、『絶対彼女作らせるガール!』って文化資本に恵まれた登場人物が多いのよね。そもそも舞台が私立高だし。

ただ、そんなキャラばかりだしても魅力的な物語にはならない。

レールの上をただ走るだけじゃドラマにならないのは当たり前で、途中停止したり、脱線したり、列車にテロリストが侵入したりするからドラマになるのよ。

ドン底から……とまではいかなくとも、大きな挫折を乗り越えるからこそ、その姿に人は惹かれるんじゃないかしら。 

 

一巻の大地はそうだった。

玲花が好きだ。だけど玲花は自分を見てくれない。

釣り合いたいのに釣り合えない。変わりたいのに変われない。

そんな途方に暮れる状況から絵馬たちの助けを借りて一歩ずつ変わっていき、外見も内面も大きく成長したから評価されたんじゃないの?

これが「実は大地の家はお金持ちで、いっぱいお金をかけてファッションとトークのスキルを磨きました」って結末だったら一巻の高評価はなかったわよ。

でも二巻はそんな感じの安易な結末を選んでしまった。

 

読者の感情を揺さぶる緊張感はどこへ行ったのか。

読者を物語に引き込む一体感はどこへ行ったのか。

 

一巻で見せた、多くの読者を魅了したあの眩い輝きは、超新星の放つ――つまり死に際の――輝きでしかなかったのかしら?

 

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

絶対彼女作らせるガール!2 (MF文庫J)

 

 

俺ルールで作家を次々と粛清する、「作家殺し」としか思えないなろう運営の狂気じみた独裁政治。

『絶対彼女作らせるガール!』二巻のレビュー構成を考えていたら、三月早々立て続けに作家の悲劇的なニュースに遭遇したわ。

 

『景品として異世界転生したら捨てられたので好きに生きようと思う』で第四回オーバーラップweb小説大賞《金賞》を受賞したしろいるか先生が、外部からの不正アクセス複垢を大量に作られBAN。

召喚獣ですがご主人様がきびしいです』で第4回ネット小説大賞を受賞したみゅうみゅう先生は、ディープキスが十八禁指定を受けて累積三回目の警告となりBAN。

 

 

しろいるか先生は、あまりのショックからかtwitterを鍵垢に。

複垢疑惑に関しては真偽不明の案件が多いから一旦置いとくとして、問題はキスシーンでBANされたみゅうみゅう先生。

しるどら先生なんかは「お上」に黙って従う日本人体質全開でルールに疑問を抱かず「BANやむなし」の意見表明をしてるけれど、多くの作家は運営の対応に疑問を抱いてるわ。

 

 

 

 

実際ディープキスなら『絶対彼女作らせるガール!』にだって出てきてるわけで、なろうでもOKだと考えるのは合理的判断じゃない? 非十八禁の商業作品で用いられてる描写がNGって判定はあまりにも理不尽。

運営のイカレっぷりに関しては、過去二回ブログで取り上げたわ。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

運営の何が問題なのかっていうと、

 

  1. 警告の判断基準が不明
  2. 一度警告を受けると、履歴が何年経っても消えない
  3. 累積三回警告を受けるとBAN
  4. BANされると二度と復帰できない

 

の四点なのよね。

どれを取っても凶悪なのに、それらが四連コンボになってるという悪夢。

 

一つ目に関しては、シンギョウガク先生が愚痴ってたわ。

 

 

ここまで作家を困らせてるのに、運営は頑なに基準を公開しないわ。

マニュアルによると、「基準を意図的に回避させたくないから」ですって。

 

警告・強制削除の具体的な判断基準について公開して欲しいとの声もございますが、基準を意図的に回避しようとするケースもございますので公開致しかねますことを何卒ご了承ください。

基本の注意事項やルールについて|マニュアル

 

まともな人間なら北朝鮮レベルの狂気を感じるでしょうね。

「制限速度を公開すると、基準ギリギリで運転するドライバーが出てくるので公開いたしかねます」って言ってるようなもの。

 

法学の用語に「罪刑法定主義」というものがあるわ。

「処罰するためには、何が犯罪かを予め定めるべき」って考え方よ。

しるどら先生は基準非公開に関して「チキンレースが~」とかツイートしてたけど、チキンレースだろうとなんだろうと、自由が保証されるのが第一でしょ。

 

予め何が犯罪で何が犯罪でないかを定めておかなければ、人々は安心して自由に行動することができません。

どの行為が犯罪であるかが法定されており、「法定されたもの以外の行為で処罰されることがない」という原則が確立していれば、人は犯罪と規定された行為を避ける限り、自由が保障されていることになります。

つまり、罪刑法定主義は、自由主義の要請に基づくものだといえます。

司法書士岡川敦也の雑記帳: 罪刑法定主義

 

二番目から四番目に関しては、最早「作家殺し」と形容できるレベル。

 「BANされないように気をつければいいじゃん」という意見が出てきそうだけど、当たり前な話投稿数が多ければ必然的に警告を受ける確率も高まるわけで、書籍化作家みたいに何百話も投稿してるユーザーであればあるほど危ない。

参考までに、あたしが統計データを表にまとめてみたわ。

 

n (999/1000)^n 95%警告人数 (9999/10000)^n 95%警告人数
1 0.999 29956 0.999 29956
10 0.990 2996 0.999 29956
50 0.951 60 0.995 598
100 0.905 31 0.990 299
200 0.817 15 0.980 149
300 0.741 10 0.970 99
400 0.670 8 0.961 76
500 0.606 6 0.951 60
1000 0.368 3 0.905 31

 

左から項目を説明するわね。

まずnは投稿話数だと思ってもらえればOKよ。

次の(999/1000)^nと(9999/10000)^nは警告回避率。要するにそれぞれ一話あたり一〇〇〇分の一と一〇〇〇〇分の一で警告を受けると仮定して、n話投稿した時に無事な確率を表してるわ。

例えば一〇〇話投稿してるなら、警告率一〇〇〇分の一の場合は回避率九十・五%、一〇〇〇〇分の一の場合は回避率九九%ってこと。

 

最後の95%警告人数。これがちょっと難しいかしら。

上の例で警告率一〇〇〇分の一なら一〇〇話投稿して警告を受けない可能性が約九割、すなわち警告を受ける可能性が一割って話をしたわよね?

じゃあ一〇〇話投稿してるユーザーが一〇人いればその内一人が警告を受けてるのかっていうと、実は違うのよね。

「出現率一%を一〇〇回引いても必ず当たるとは限らない」って話。 

 

www.4gamer.net

 

そこで「これだけの人数がいれば九五%の確率で、少なくとも一人は警告を受けてる」という人数を弾き出したの。

n=100の例を挙げて説明すると、

 

  • 1話あたりの警告率が1000分の1の時、100話投稿してるユーザーが31人いれば、95%の確率で少なくとも1人が警告を受けている
  • 1話あたりの警告率が10000分の1の時、100話投稿してるユーザーが299人いれば、95%の確率で少なくとも1人が警告を受けている

 

ってこと。

実際は警告率一〇〇〇分の一だと警告受けてるユーザーは多すぎるだろうし、警告率一〇〇〇〇分の一だと逆に少なすぎるから、現実には数千分の一でしょうね。

 

活動を続ければ続けるほど警告を受けやすいシステムになってて(先述のように基準非公開だから回避しようにもできない)、確率的にもそれは当たり前なのに、一度警告を受けたら決して消えることなく、累積三回でハイさよなら。

「この会社では些細なミスも履歴を残します。ミスの履歴は一生消えません。どんな軽いミスであろうと、累積三回でクビです。過去に実績を上げた社員でも例外はありません」なんて会社があったらブラックどころじゃないでしょ。

 

一億歩譲ってBANは仕方ないにしても、それに加えてなろうへ二度と戻れないって完全隔離政策はどうなのよ。「規約違反者はいらない。綺麗な経歴の人間のみがユーザーであるべきだ」とでも言いたいのかしら?

アメリカのスリーストライク法でもここまで酷くないわよ。

 

ルールを明かさぬまま人々に行動させ、違反三回で死のトラップ。 

ヒナプロジェクトはデスゲームでも運営したいのかしら。

 

こういう問題こそ、ラノベブロガーが声を大にして取り上げるべきなのかもね。

 

 

召喚獣ですがご主人様がきびしいです

召喚獣ですがご主人様がきびしいです

 

  

召喚獣ですがご主人様がきびしいです ハル、おとなになりたい!

召喚獣ですがご主人様がきびしいです ハル、おとなになりたい!

 

 

この敬語JCがちょろい!――『俺もおまえもちょろすぎないか』

俺もおまえもちょろすぎないか (MF文庫J)

 

ちょろいとちょろいが出会ったとき――爆発的な化学反応が起こる!

付き合ってください!――少しでも“いい”と思ったらすぐに告白してしまう少年・星井出功成。そんな彼の前に一人の少女が現れる。初鹿野つぶら――彼女は、超がつくほど生真面目な性格で、どんなことでも真正面から受け止めてしまう子だった。誰にでも告白するナンパ男と思われている功成のことも、何か理由があるのだろうと一つ一つきちんと話を聞いてくれて……「好きだ!」そんな彼女に“俺のことを理解しようとしてくれた”と感動した功成は、すぐに告白! 対するつぶらは「私で喜んでもらえたのが嬉しい……この気持ちを理解したいのでもっと教えてくださいっ!」と、なんと付き合うことに!? 2人の恋路はまるで転がり落ちるように進展して――いく? 

 

ニ〇一七年のMF文庫Jは、二つの新作がシコリティの頂点を競い合ったわ。

JKが着用したブラジャーの匂いを堪能するという、作者のフェチズムを惜しげも無く開陳した『(略)』。

強引にディープキスをし、エッチさえも厭わない、究極のドSキャラをラノベの歴史に刻みつけた『絶対彼女作らせるガール!』。

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ニ〇一八年のMF文庫Jはどんな作品でシコらせてくれるのか。

『絶対彼女作らせるガール!』の二巻発売が決まって更なる期待が高まる中、初月から怪物級の作品が現れたわ。

それが一月ニ五日に発売された『俺もおまえもちょろすぎないか』よ。

 

 

レビューを望む作者がいるところ、レビューを書くあたしあり。

エロゲライターが書いてるだけあって尋常じゃなくシコれる、抜きゲーならぬ抜きラノなのに、現時点でレビューしてるのがhisaと秋野ソラだけなのよね。

 

f:id:ranobeprincess:20180220104820j:plain

 

このままじゃ一巻打ち切りになっちゃうかもしれないわ!

 

ここであたしがレビューすることで、『絶対彼女作らせるガール!』みたいに知名度をやまのぼり……じゃなくてうなぎのぼり、ラノオンアワード受賞作にノミネートするくらいになれば、保住圭先生は売れてハッピー、ラノベ読みは名作に出会えてハッピー。

それに、二巻が出るならあたしに帯コメントが依頼されるかもしれないし!

 

まず目に飛び込んでくるのが、ヒロインであるつぶらが大きく描かれた表紙。

文字通り「つぶら」な瞳で手に取る者を見つめ、頬を紅潮させながら「そ、そんなことないです!!!!!!!」とやや動揺している姿は母性本能くすぐるわ~。

 

すいみゃ先生がtwitterに投稿してるイラストも、これがまたいいのよ!

 

 

かーわーいいーーーーーーーーーーっ!

 

困惑してる表情見てるともっと困らせたくなっちゃう!

バレーボール大の胸はガシって鷲掴みしたくなっちゃう!

ふわっとしたスカートから覗くお尻はサーッって撫でたくなっちゃう!

 

つぶら、激シコ!

 

ここで驚きなのが、つぶらって実は中学生なのよ!

学園もののヒロインは高校生が普通だけど、つぶらって中学生なのよ(二回目)!

 

 僕は普段、大人向けのゲーム(お察しください)のシナリオを書いています。

(略)

 なのでその旨、最初の打ち合わせのときに担当様に申し上げました。こんな人間ですけどいいんでしょうか、大丈夫なんでしょうか! みたいに。なんか怯えながら。

 よいのです、大丈夫です。と担当様は仰ってくださいました。だけでなく、僕に素晴らしい事実を教えてくださいました。

ラノベではJCヒロインが堂々と書けますよ」

「JC……ヒロイン!」

 そのときの僕の「パアァ……」みたいな笑顔になりっぷりと言ったらなかったと思います。

 と申しますのも、大人向けゲームはお察しの事情でヒロインの皆さんは全員十八才以上の大人の女性と決まっております。しかし僕が好きな年代はSCKDで言うとまさしくCでした。子供と少女の端境期ゆえの云々とか、身体はもう充分に女なのに自己認識がまだ追いついてないそのアンバランスさが云々とか、好きな(=書きたい)理由はいろいろありますがここではひとまず置いておきます。とにかく「そうか!」でした。

 

分かる、分かるわ!

 

あたしもJCは好きなんだけど、JCヒロインって『チートな魔王の道具屋は、今日もJKJCが働かない!?』の御中ぐらいしか思い浮かばないのよね。

JKヒロインはありふれてるし、JSヒロインは『ロウきゅーぶ!』『天使の3P!』、最近だと『りゅうおうのおしごと!』で話題だけど、JCヒロインってまだまだラノベではマイナーな存在。

保住圭先生にはもっともっとJCヒロインを布教してもらわないと。

 

中学生って良くも悪くも精神が未熟で、その辺りがこの作品の魅力なのよね。

つぶらがちょろすぎて、怪しいおっさんに誘拐されるんじゃないかって心配。

主人公の功成、高校生じゃなかったら完全に通報ものなのよね。 

 

「――好きだ!」

 

 俺は言っていた。

 自分で驚いた。

「え……あ……」

 初鹿野も、大きな目をさらに大きく見開いていた。

 さっきまでムスッとへの字になっていた唇が、ぱくぱくと開閉する。

 まだあどけなさが色濃く残る頬は、みるみるバラ色に上気していって。

 それは、彼女が俺の言葉をきちんと受け止めてくれてるからこそだって、分かって。

(ああ、そうか。そうなんだ)

 胸の鼓動が、身体中に響きわたるみたいに。

 自然と納得した。理解できた。

 

 ――今まで。

 この子いいなぁ、と女の子に対して思ってたのは嘘じゃなかった。

 親切にしてもらえたのは、素直に嬉しかった。

 だけど、そうじゃない。だから告白っていうのは、違ってた。

 こういうものだったんだ。

 この子ならひょっとして……と期待して切り出すんじゃなくて。

 この子が好きだから、付き合いたい。この子だから一緒に歩いていきたい……。

 

 ……これが、恋なんだ。

 俺は初めて、女の子に恋をしたんだ。

 

ちょろちょろーいっ!

いくらつぶらが功成の告白癖に理解を寄せてくれたからって、出会った日に告白するって早すぎぃ!

これがおっさんだったら「もしもしポリスメン?」って警察呼ばれるレベルだわ!

 

つぶらもつぶらで断るどころかOK出しちゃうし!

 

「俺は、君が好きです」

「――――」

「今日、初めて会ったばっかりだけど、まだほんの少ししか話してないけど、でも、俺は君が好きになりました」

「あ、うあ、ぁ」

「君のことを大事にしたいって。君がそうしてくれたみたいに、俺も……君のことを理解したいって、思った。思いました」

「あうあうあぁっ……」

 夢中で言葉を紡いだ。懸命に、伝えた。

「君が話を聞いてくれて嬉しかった。君が頑張って理解して、尊重してくれたのが嬉しかった。だから、君もそう感じてくれたら嬉しい……」

「わ、わたっ、わたし、は」

「……俺と付き合ってもらえませんか。ずっと、大事にさせてもらえませんかっ」

「は――――」

 初鹿野つぶらという、俺が初めて恋をした女の子は……。

 

「はい……」

 こくん、と。頷いて。

 

 俺の初めての、彼女になってくれた。

 

ちょろちょろーいっ!

これじゃ誰が告白しても成功率一〇〇%じゃない!?

キモくて金のないおっさんが告白してもOKしちゃいそうなちょろさだわ!

 

 

しかもここまでのやりとりって第一章の五〇ページまでの話なのよ!

これほどまでにちょろすぎる作品は前代未聞だわ!

 

というわけで「あー俺もJCとお付き合いしてーよー」って願望のあるラノベ読みは、今すぐ『おまちょろ』を買うのよ!

保住圭先生は全国のラノベ読みに希望を与えてくれる救世主ね!

 

俺もおまえもちょろすぎないか (MF文庫J)

俺もおまえもちょろすぎないか (MF文庫J)