とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

【#何故かの】「今日は番外編! 『何故かの』人気投票をどうすればよかったか考えてみよう!」「いいじゃない! さすが安藤くんだわ!」「あたしも混ぜてー♪」「お兄ちゃんばっかりずるい!」「クフフ……♪」

「「『とある王女の書評空間』読者の皆さん、こんにちは!」」

 

「初めましての人は初めまして! 安藤です! 下の名前は特に決まってません!」

「初めましての人は初めまして! 朝倉です♪ 私も名前は特に決まってないわ♪」

 

「あれ……? 確か三巻の発売日はニ五日だから、まだレビューのしようがないわよね? それなのにどうして王女様のブログに呼ばれたの?」

「朝倉さん、『何故かの』第二回人気投票は覚えてる?」

「五月にカクヨムで実施してたやつでしょ?」

 

kakuyomu.jp


「そう! 今回はこの人気投票について考えて行きたいんだ」

「選択肢結構多かったわよね……誰に投票するか悩んだんじゃないかしら?」

 

① 安藤くん  

② 朝倉さん  

③ 桃井さん 
④ 委員長 

⑤ 妹ちゃん  

⑥ 山田  

⑦ 吉田 

⑧ 沢渡 

⑨ バイトのお姉さん 

⑩ 数学の先生 

⑪ 朝倉ママ 

⑫ 朝倉パパ 

⑬ 安藤ママ 

⑭ 安藤パパ 

⑮ 石田くん 

⑯ 藤林さん 

⑰ 姉ヶ崎先輩 

⑱ 姉ヶ崎妹 

⑲ 白銀坊ちゃま(北高の生徒会長) 

⑳ 早坂さん(白銀くんのメイド) 

㉑ 幼女っ子 

㉒ ケバブの人(バイトさんの妹) 

㉓ 通りすがりの文化部(死んだブタの目栄養不足シャトーブリアン部の人) 

㉔ ノベ(安藤くん家の猫) 

㉕ みちづれ先輩(第283話「勧誘」のチヅレミ) 

㉖ メガネちゃん 

㉗ 安藤ちゃん(謎の美少女A) 

㉘ その他のキャラ 

 

「書籍版をメインで読む人にとっては、見知らぬキャラばかりの人気投票だったんじゃないかな?」

カクヨムでは七章、つまり七巻分まで進んでるものね」

「二巻、つまりカクヨム版で二章以内の既出キャラだと『⑨ バイトのお姉さん』までだから、カクヨム版を見てないと候補のおよそ三分のニは知らない計算になるね」

「そもそも『バイトのお姉さんって誰?』なんて人もいたりして……?」

「(俺も朝倉さんも忘れてたしなあ……)カクヨム版の七〇話が初登場だから、忘れちゃった人はもう一度読んで思い出してみて!」

 

kakuyomu.jp

 

「まあ、人気投票は原作読者へのファンサービスだから仕方ないかしら……」

「問題なのは投票方法なんだよね。先に挙げたニ八人の中から八人選んで、一位から八位まで順位付けし

 

1位    5ポイント

 

2位    3ポイント

 

3位    2ポイント

 

4位~8位 1ポイント

 

と順位に応じてポイントを入れ、獲得したポイント数で順位を争うわけだけど、その結果がこれ」

 

1位~5位

60ポイント ⑨バイトのお姉さん

51ポイント ③桃井さん 

44ポイント ⑤妹ちゃん

41ポイント ②朝倉さん 

41ポイント ④委員長

28ポイント ⑱姉ヶ崎妹

 

6位~10位

25ポイント ㉗安藤ちゃん(謎の美少女A)

22ポイント ㉒ケバブの人(バイトさんの妹)

18ポイント ①安藤くん 

14ポイント ㉕みちづれ先輩(第283話「勧誘」のチヅレミ)

10ポイント ⑫朝倉パパ

10ポイント ⑳早坂さん

 

11位~

9ポイント ㉘出井愛(その他のキャラ)

8ポイント ⑰姉ヶ崎先輩

7ポイント ⑯藤林さん

5ポイント ⑩数学の先生

5ポイント ㉑幼女っ子

4ポイント ⑪朝倉ママ

3ポイント ㉔ノベ(安藤くん家の猫)

3ポイント ㉘バイトのお姉さんの職場のしがないマスター(その他のキャラ)

2ポイント ㉖メガネちゃん

 

1ポイント 

⑦吉田 ⑮石田くん

㉓通りすがりの文化部(死んだブタの目栄養不足シャトーブリアン部の人)

㉘フレンズちゃん(その他のキャラ)

 

0ポイント

⑥山田 ⑧沢渡 ⑬安藤ママ ⑭安藤パパ ⑲白銀生徒会長

第305話「第二回 人気投票 結果発表」 

  

「これは予想外だったわよね……」

「『妖怪ウォッチ』の人気投票みたいに、ネタっぽい選択肢が一位取っちゃうのってどうかと思うんだよ」

 

nlab.itmedia.co.jp

 

「ちなみに得票数だと

 

一位~五位

24票 ⑨バイトのお姉さん

21票 ⑤妹ちゃん

20票 ③桃井さん 

18票 ②朝倉さん 

18票 ④委員長 

15票 ⑱姉ヶ崎妹

 

六位~十位

13票 ㉒ケバブの人(バイトさんの妹)

11票 ①安藤くん ㉗安藤ちゃん(謎の美少女A)

9票 ⑫朝倉パパ

8票 ⑰姉ヶ崎先輩

7票 ⑯藤林さん

 

十一位~

5票 ⑳早坂さん

5票 ㉕みちづれ先輩(第283話「勧誘」のチヅレミ)

5票 ㉘出井愛(その他のキャラ)

 

4票 ⑪朝倉ママ

 

3票 ⑩数学の先生 ㉑幼女っ子 ㉔ノベ(安藤くん家の猫)

 

2票 ㉖メガネちゃん

 

1票

⑦吉田 ⑮石田くん

㉓通りすがりの文化部(死んだブタの目栄養不足シャトーブリアン部の人)

㉘バイトのお姉さんの職場のしがないマスター(その他のキャラ)

㉘フレンズちゃん(その他のキャラ)

 

0票

⑥山田 ⑧沢渡 ⑬安藤ママ ⑭安藤パパ ⑲白銀生徒会長

 

となって、またもやバイトのお姉さんが一位に」

「この方法でもバイトのお姉さんが一位なのね……」 

カクヨム内だからまだ良かったけど、もし公式でも人気投票をやって同じようなことが起きたらと思うと……」

「何らかの対策をする必要があるかも」

 

「そこで、どうすれば公平な人気投票になるかを王女様に聞いてみたんだ!」

「スーパーエリートの王女様に!? これは頼りになるわね!」

「王女様のブログで俺達が『何故かの』一巻と二巻をレビューしてるから、まだ読んでない人は三巻発売前に復習だよ!」

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

「王女様からはどんなことを?」

「『この例を参考に人気投票を考えるといいんじゃないかしら?』ってアドバイスしてくれたよ!」 

 

パターン①  6人

パターン②  5人

パターン③  4人

パターン④  2人

 

「王女様もどこかで『何故かの』人気投票やったの?」

「ううん、架空のデータみたい」

「安藤くん、これはどう見ればいいのかしら?」

「俺・朝倉さん・桃井さん・妹・委員長の五人を一位から五位まで順位付けしたもので、例えばパターン①だったら『一位:朝倉さん 二位:委員長 三位:桃井さん 四位:俺 五位:妹』という順位で票を入れてくれた人が六人ってこと」

カクヨムの人気投票と比べて、選択肢も票数も少なくない? 順位のパターンだって、もっといろんなのがあるはずだし……」

「ニ八個ある選択肢の中から八位まで順位付けするパターンって、計算すると一〇〇〇億通り超えちゃうんだよね」

「そんなに!? というか、それを計算しちゃう安藤くんが凄すぎるわ! 数学で毎回一〇〇点取ってるだけあるわね!」  

 

「さて、それじゃ人気投票をどうすべきか考えようか!」

「そうね! まずは……

 

「ちょっとー? 安藤くんとサクラばっかりイチャイチャしちゃってずるくない?」

「お兄ちゃんのバカ! アホ! スカポンタン! こういう大事なイベントには私も呼んでってば! これだからお兄ちゃんは『ぼっち』なんだよ!」

「あらあら、わたしの存在を忘れてるんじゃないかしら?」

 

「げっ……」

「この声は……」

 

「初めましての人は初めまして! 桃井さんだよー♪ 二巻のレビュー見てくれた人はありがとねー♪ まだの人は見てみてねー♪」

「初めまして! お兄ちゃんの妹です! 気軽に妹ちゃんって呼んでください!」

「初めまして♪ わたしは委員長よ♪ 本当の名前はあるけど委員長でいいわ♪」

 

(せっかく安藤くんと二人っきりでいい感じだったのに~!)

「選択肢にあたしがいるのに、仲間外れってひどくなーい?」

「モモ先輩の言う通りです! それに、三巻では私が表紙を飾ってるんだから、私が王女様のブログで宣伝すれば売上はこいのぼり……じゃなくてうなぎのぼりだよ!」

カクヨムで人気投票のセッティングをしたのはわたしよ? 一番貢献してる人間を無視するだなんて、失礼にも程があるんじゃないかしら?」

 

「うーん、来ちゃったものは仕方ないか……どうだろう? みんな、投票方法をどうすべきか何かアイデアはある?」

「やっぱり、ポイント制で順位を決めるのがすごぉーーく良いと思うの♪ カクヨムでの人気投票と同じように『一位:五ポイント 二位:三ポイント 三位:二ポイント 四位と五位:一ポイント』で計算してみると……」

 

わたし  5×2+3×6+2×9+1×0=46ポイント

朝倉さん 5×6+3×2+2×0+1×9=45ポイント

桃井さん 5×0+3×9+2×6+1×2=41ポイント

安藤くん 5×5+3×0+2×0+1×11=37ポイント

妹ちゃん 5×4+3×2+2×0+1×11=37ポイント 

 

「となるわ。クフフ……やっぱり人気投票は現行の制度で実施すべきよ」

「でもさ、委員長を一番に推してるのってパターン④の二人だけだよね? 今回の人気投票もそうだったけど、ポイント制ってあまり目立たない候補が一位になっちゃう可能性があることを考えれば、やっぱり多数決で行くべきだよ! そうしたら俺の朝倉さんが一位だ!

あ、安藤きゅん! ……気持ちはすごく嬉しいんだけど、私を一位に投票してくれてる人は一七人中六人だから過半数に達してないわ! そこで考えたの! 一位票を最も集めてるのは私で、二番目が安藤くんでしょ? だから私と安藤くんの二択でもう一度投票をするの!」

 

パターン①     6人

パターン②     5人

パターン③     4人

パターン④     2人

 

「安藤くんより私を選んでるのはパターン①④の八人だけど、私より安藤くんを選んでるのはパターン②と③の九人! つまり、本当に人気があるのは安藤くんだったのよ! だから安藤くんが一位になるべきだわ!」 ←スカーン! 

「あれれー、パターン②③ではモモが最下位じゃん? ってことはモモを選びたくない人がいるんでしょー? その方法ってどうかと思うんだよねー♪ ちゃんと一人一人の人気度を考えないと! 例えばさ、あたしとみんなで一人ずつどっちが人気か比べっこすると、あたしが一位になるんだよー♪」

 

あたしvs安藤くん 12人(パターン①③④)vs5人(パターン②) 

あたしvsサクラ  9人(パターン②③)vs8人(パターン①④)

あたしvs委員長  9人(パターン②③)vs8人(パターン①④)

あたしvs妹ちゃん 11人(パターン①②)vs6人(パターン③④)

 

「ということで、総当たりで決めるのがいいんじゃないかなー♪」 ←メローン! 

「モモ先輩、決めるのはまだ早いですよ! 一位得票数の最も少なかった人をどんどん脱落させて、票を集めていく方式はどうですか? 例えば今回の場合、まず一位票を獲得していないモモ先輩が脱落します」

 

パターン①   6人

パターン②   5人

パターン③   4人

パターン④   2人

 

「ええー? もう脱落しちゃうのー?」

「次に、残り四人の中で一位得票数が最も少ないのは委員長さんなので、委員長さんが脱落します」

 

パターン①    6人

パターン②    5人

パターン③    4人

パターン④    2人

 

「いつも応援されてるわたしがこんなところで……」

「委員長さんが脱落したので、パターン④で委員長さんに入ってた二票は次点の私に入ります」

 

パターン①    6人

パターン②    5人

パターン③    4人+2人=6人

パターン④    パターン③に吸収

 

「残り三人の中で一位得票数が最も少ないのはお兄ちゃんなので、今度はお兄ちゃんが脱落します」

 

パターン①     6人

パターン②     5人

パターン③     6人

パターン④   >  パターン③に吸収

 

「妹に負けた……」 

「お兄ちゃんが脱落したので、パターン②でお兄ちゃんに入ってた五票は次点の私に入ります」

 

パターン①     6人

パターン②     パターン③に吸収

パターン③     6人+5人=11人

パターン④   >  パターン③に吸収

 

「最後にサクラお義姉ちゃんと私の一騎打ちですが、サクラお義姉ちゃんに投票したのが六人で私に投票したのが一一人ですから、私が優勝です! 次の人気投票はこれで行きましょう!」 

 

「ってあれ……? みんな一位になっちゃった!?」

「本当だわ!」

「不思議なことがあるもんだねー?」

「どうなってるの!?」

「とーーっても面白い結末ね♪」

 

「つまり、みんなを納得させられる投票方法はないってことか……」

「王女様はそれを私達に伝えたかったのかもね……」

 

「さて、じゃあ宣伝をして終わろうか! 一つ目はBOOK☆WALKERで行われてる『新作ラノベ総選挙2019』だよ!」

 

  

bookwalker.jp

 

「メールアドレスがあれば一人一票投票できるから、『何故かの』に入れてくれると嬉しいわ!」

BOOK☆WALKERのアカウントがあれば、ログインしてもっといっぱい投票できるよー♪ 買った電子書籍の冊数で貰える票が変わって、最大でニ〇票貰えるみたい♪ 投票締め切りはニ八日だから気をつけてねー♪」

 

「もう一つは好きラノ!」

 

 

「これはメールアドレスがなくても投票できるから、『何故かの』に投票してお兄ちゃんをいっぱい喜ばせてあげてね!」

「こっちの期限は一四日までだから、忘れないうちに投票するといいわよ♪」

 

「何よりも忘れちゃいけないのが、ニ五日に『何故かの』三巻が発売されること!」

「いつになるか未定だけど、今までと同じように私と安藤くんが王女様のブログでレビューするつもりだから、楽しみにしてて! 多分妹ちゃんも呼ばれるはずよ!」

「サクラお義姉ちゃん、そのときはよろしくお願いします!」

 

「それじゃ最後に……」

「「「「「「せーの……」」」」」

 

 

 

 

 

 (参考:http://www.alg.cei.uec.ac.jp/itohiro/Games/180306/180306-15.pdf

【#クラ魔】あたしが想太だったら、上級国民の千影にエロいことしまくって俺色に汚しちゃうわ!――『クラスメイトが使い魔になりまして』

クラスメイトが使い魔になりまして (ガガガ文庫)

 

「その貧乳で使い魔は無理だろ」「死ね!」 

クラスの美少女を侍らせてみたい。

誰もが一度くらいは考えるんじゃなかろうか。でもまあ、正直オススメしない。
落ちこぼれ魔術師の俺、芦屋想太には藤原千影という使い魔がいる。彼女は魔術師の名門出身で、ついでに誰もが憧れる学年一の美少女だ。
え、羨ましい? まじか、じゃあ譲ってやるよ。
まず、こいつはご主人様に求める理想が高い。負けん気が強く、中々反抗的で、絶望的に貧乳だ。
それでもいいならぜひ引き取って……あ、うそ! 許して、藤原さ―――

この物語は主従関係からはじまる、ふたりの恋(?)のヒストリー……らしい。

  

第一三回小学館ライトノベル大賞で、『僕がウラシマトンネルを抜ける時』と共に、史上初のガガガ賞と審査員特別賞をW受賞した異例の作品。

どちらも大賞に値するセンスと冷静さと上手さを持ち合わせてて甲乙付け難かったみたいだけど、賞の方向性を広げるため結局大賞は与えられなかったんですって。

総評からは審査員の悩み抜いた跡が伝わってきたわ。

 

最初は、端正な『僕がウラシマトンネルを抜ける時』と王道娯楽的な『クラスメイトが使い魔になりまして』のどちらか、または両作品を大賞とするべきだとしていました。
そうしなかった理由は、両者にそれぞれセンスがあり、冷静さを持ち、または上手いことが絡んできます。

(略)

次に、方向性の違う二作品に上下をつけることは「この路線が正解で、あの路線は次点となる」と投稿者の方々に誤解させ、賞の方向性を狭める危険性がある、と私なりに考えました。両作者がもし大賞に固執していたなら、私ではなく同時代に相手がいたことを恨んでください! 
そこで異例ではありますが、私からの提案と編集部の協議の結果、ガガガ賞と審査員賞のW受賞者を二人としました。 審査の紛糾と事情で大賞とならないなら、賞の数で報いましょうということです。審査が甘いのか厳しいのか分かりにくいのですが、甘辛いおせんべいのような受賞だと思ってください。

小学館::ガガガ文庫:第13回小学館ライトノベル大賞 最終選考

 

ガガガの新人賞作品、というかガガガ文庫自体が他のレーベルと比べて「興味のある読者だけ買ってくれればいいんだ!」みたいなポジショニングなのよね。作品特設ページ作るわけじゃないし。

知名度高めるのにそこまで一生懸命な感じしなかった(そもそもそんな予算も人員もない?)けど、今回は積極的に宣伝するようになったのね。

担当編集が『クラ魔』のキャラクター紹介ツイートしたり、ガガガ文庫では珍しく作品紹介PV作られたり。

しかも、PVに刺激を受けた本山らのがナレーション担当してる。

 

 

「一九歳JDに読んでもらって耳が幸せだよらのちゃん~!」 って喜んでるんでしょうけど、美少女ラノベ読みにはあたしだっているんだから!

しかもあたしは一七歳! 本山らのより二歳若いのよ!

 

……なんだけど、ラノベ読む体力が絶賛減少中で困っちゃう。

面白そうな作品を片っ端から購入しても、何故か読む気が起きないの。

一日一冊読めたら多い方かしら。どんどん積読しまくり。

今月もレビュー二本くらいしか書けないかも。取り上げたい作品いっぱいあるのに。

 

でも性欲は健在なのよね。毎日エッチなこと考えちゃう。

ラノベヒロインとヤりてー!」って、心に飼ってる男子高校生やおっさんが暴れまくりなの! 脳内が美少女とのセックスに支配されてる。

まるでノーベル経済学賞受賞者のロバート・ソローだわ。

 

ミルトン・フリードマンは何を見てもマネーサプライのことを連想する。

私は何を見てもセックスのことを連想するが、極力私の論文からはそのことを排除している。

ロバート・ソロー - Wikipedia

 

ソローは論文からセックスを排除してるみたいだけど、あたしはレビューでも積極的にセックスについて言及してくタイプのラノベブロガーよ!

心のちんこをシコるのに良さそうなヒロインを求めてラノベを読み続け、おっぱい揉んだり髪の毛から漂う香りを嗅いだり、エロいプレイを妄想しまくりだし!

 

あたしがエロ全開だってのに、想太は捻くれ過ぎぃ!

学年首席で魔術師の名門出身の千影がわざわざ話しかけてくれてるのよ!

上級国民の側からコミュニケーションを取ってくれてるのよ!

生まれが違いすぎて、普通に生きてたらまず出会えない存在なのよ! 

 

tabi-labo.com

 

なのに全然照れる素振り見せないし、千影と同棲してもセックスしないし!

あたしだったら「ちくしょー! この格差が一生続くなら千影にエロいことしてやる! 上級国民への下剋上だ! 千影に魔力補充してやれるから無問題!」ってエッチしたくなっちゃうわ! 

 

あ、でも涼華とのバトルはちょっと良かったかも。

 

 

涼華は生徒会長である茉莉花の妹。

 

 

直接戦闘に特化した魔術師の多い空間操作学部のトップで西日本支部の重鎮。

腕っぷしがとても強く、カラーイラストからもそんな印象を感じさせられるわ。

 

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境界干渉学部のトップで東日本支部の重鎮である千影とは立場的にも性格的にも対立してる犬猿の仲。

姉に対してコンプレックスを抱いてるからか承認欲求がとても強く、想太と千影を罠に嵌めて口封じを目論むんだけど、返り討ちに合っちゃうの。

自分を殺そうとした涼華を打ち負かし、生殺与奪を握って追い詰めるのが楽しそう!

 

「あ、芦屋くん? 厚かましいのはわかっているんだけどね? できれば他に……」

「嫌か? なら仕方ない。もう考えるの面倒くさいし、魔人のお姉さんに任せることに……」

「嘘でしょぉ!?」

 魔人が満面の笑みで光り輝く拳を引き絞った瞬間、涼華が機敏に叫んだ。

 そして歪な愛想笑いを浮かべる。

「うっ、うそうそ! 嘘だって! 芦屋くんの判断にこのあたしが難癖なんか付けられるわけがないじゃあないか! 本当にありがとう! こんな酷いことをしたのに許してくれてさあ! 恩に着るよ!! 一生ついていく!!」

 

ああ^~涼華はタイプじゃないけど、あたしも美少女を打ち負かして好き放題責めまくってみたいわ~。王様ゲームみたいにいろんな命令聞かせたいわ~。

 

あたしのタイプはソフィアなんだけど、扱いが一番ひどい! 

 

 

想太といっぱい会話して心が通じたかもって喜んでたのに異世界へ強制送還させちゃうし、しかも記憶まで消しちゃうなんてあまりにも可哀想だわ!

ソフィアは異世界で孤独だったのに! その孤独を救えるのは想太だけじゃない!

主人公なんだからソフィアも救うべきよ!

ソフィアのいない『クラ魔』なんて、メロンの入ってないメロンパンと同じだわ!

 

 

まあ、上で編集がツイートしてるように、二巻になったらヒロインとして復帰する可能性もあるみたいだし、諦めるのはまだ早いのかもね。

次巻でソフィアはヒロインになれるのかしら?

 

クラスメイトが使い魔になりまして (ガガガ文庫)

クラスメイトが使い魔になりまして (ガガガ文庫)