とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

ちんこで解せ、心も体も――『VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する2 ~クロスアウト・セイバー~』

VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する2 ~クロスアウト・セイバー~ (ファミ通文庫)

 

王になってすべてを奴隷化【テイム】! 異世界従属ファンタジー第2弾!!

奴隷化特化のスキルを持って、VRエロゲー世界に転生した俺――ヴァインはこの力を使い、あっという間に剣士、魔帝を従えることに成功した。さらに新たな地で美少女を手なずけるべく俺たちは山を越え、大陸北部のノースモア王国を訪れるのだが、異常なまでの猛吹雪が発生していた。俺は風魔法によって首都を雪から守ってやるのだが、魔族の一味だと勘違いされてしまう。だが、この俺が大人しく捕まるわけがなく……。異世界従属ファンタジー、第2弾!
大人気女神蹂躙ファンタジー『新生魔王の女神狩り』コラボ掌編を収録! 

 

kakuyomu.jp

 

ranobeprincess.hatenablog.com

 

この前の好きラノで、一巻に投票したのはあたしだけなんですって!

 

 

田丸しんしの情報収集力には驚きだわ。

あたしが戦記物の主人公だったら、軍師として迎え入れたくなるわね。

 

一巻はアキバblogで取り上げられたってのに、好きラノでの投票があたしだけって少なすぎぃ! もっと知名度上げてかないとダメじゃん!

 

こんな時こそ、ラノベブロガーであるあたしがレビューして作品の存在と魅力をガンガン広めてかなくちゃいけないんだけど、質にこだわり過ぎて投稿までに早くても一週間ぐらいかかっちゃってるのよね……

異世界エストは放課後に!』は加筆するって宣言しときながら一向にできてないし、『最強の種族が人間だった件』四巻なんて、下書き作ってから一年以上そのままにしちゃってるし。

 

先月なんて一冊もレビューしてないのよね。

「構成考えるのめんどくさい」「文章が思い浮かばない」「記事書くのに数時間かかっちゃう」とかでダラダラしてたら、あっと言う間に一月経っちゃった。

 

 

芽羽はこう言ってるけど、伝えるべきことを伝えて満足いくレビューにすると、どうしても三〇〇〇文字超えちゃうわ。

 

このままのペースだと協力者のオファーなんて来ないだろうし、そもそもラノベブロガーとしての存在意義が無くなっちゃうから、六月からほぼ毎日更新してるK泉ペンキのブログの「読み終わってざっくりとした感想→概要→詳細」の構成を真似て、何とか執筆ペースを取り戻すわよ!

 

レベルアップによって大陸の北半分が解放され、新天地へと向かうヴァイン達。

舞台は王立学校から、山脈を超えた先の、豪雪に見舞われた王国へと変わるわ。

いつまでも学園内やその周辺だけで物語を進めるわけにもいかないだろうから、「解放されたエリアを旅する」って形式にしたのはいい判断ね。

 

辿り着いたノースモア王国の温泉で、さっそく刺客に襲われるの。

名前はキア。ロック鳥の一族で、かなりアホの子。

ヴァイン達を殺すために温泉に媚薬を流し、ラクシャルとゼルスとタマラを発情させ無力化したものの、キア自身も温泉に脚が浸かってたから発情してしまうという間抜けっぷりを曝け出しちゃう。

アホとは言え自分達の命を狙った刺客をそのまま帰すわけはなく、量は少ないけど媚薬に侵され発情していたヴァインは、得意の性技でキアを責めるわ。

 

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媚薬と性技の相乗効果でこれまでにない快感を味わっているキアは、興奮のあまりヴァインを巻き込んで空を飛び、何と空中でセックスするの。

「空中交尾王」なんてパワーワードラノベで初めて聞いたわ。

 

「んゃああっ、あぁああっ! 飛ぶっ、だめ、キア、飛んじゃうぅっ!!」

 また果てたか、と思った瞬間のことだ。俺の下で、キアが白い翼を大きく広げた。

 翼は一度地を打って風を巻き起こし、羽ばたきを繰り返して、キアの体を宙に浮かび上がらせていく――キアにしがみつかれている、俺の体ごと。

「……え? ちょっと待て……キア?」

「ふぅああああああっ!!」

 我に返った時には、もう遅かった。

 キアは俺と抱き合ったまま、その翼で天高く飛びあがったのだ。

(略)

「――ひゃふぅぅぅぅっ!!」

 ズンッ、と降ろされた腰にキアの全体重がかかり、胎内まで衝撃が走る。

 喉を反らせて泣き叫ぶキアへと逆襲するように、俺はキアの腰を抱き寄せながら何度も激しく突き上げ、淫らなダンスの主導権を取り返していく。

「あぁぁっ♪ やだっ、また、イかされるっ♪ 空なのに、人間のオスなんかに好き勝手されて、頭、真っ白にっ……バカになるぅぅっ♪」

「お前はこれ以上バカになりようがないから安心しろ。……仕上げ、いくぞ」

 キアの体をはね上げるような突き上げを繰り返し、ひくつくナカに熱を擦り付けるようにして、ふたり同時に高みへと昇っていく。

 先に達したのはキアの方だった。

「あ、ぁぁ、にゃあああっ♪ キア、もうダメっ、飛ぶのっ! 飛びすぎて、あ、ふっあっあ、お、堕ちちゃううううぅっ……!!」

 手足を俺の体に絡みつかせて、キアは強烈な絶頂に身悶えする。

 ほぼ同時に、俺もキアの体を強く抱きしめ、どくっどくっと脈打つモノから白濁を吹き出し、キアの中へと注ぎ込んでいく。

「ふぁ……ぁ、熱……ぃっ……!」

 体の一番奥で混ざり合う体液の熱を感じながら、キアは意識を手放した。

 

実はキアの仲間は呪いで操られてて、人質に取られている群れを解放するためにヴァイン達を殺そうとしたの。

唆したのは、かつてゼルスに敗れて魔帝の座を奪われた魔族のジェナ。

 

配下を助けるためヴァイン達と共にジェナの元へと向かうゼルスは、ヴァインやラクシャルに手出しをしないよう介入を拒否。ジェナと一対一で戦うわ。

一度は負かした相手だけど、今のゼルスはヴァインに力をドレインされたまま。

しかもジェナはロック鳥達を操って攻撃してくるから、配下に危害を加えられないゼルスは防戦一方で消耗していくばかり。

 

隙を付き粘糸でロック鳥を一網打尽にしたはいいけど、ジェナが動き出し、ゼルスを魔法で痛めつけて満身創痍に。

結局ゼルスはジェナに勝てず、ジェナとの戦いはヴァインが決着を付けたわ。

 

かつて弱肉強食だった魔族社会を束ね上げ、「優しい魔帝」を志したゼルスにとって、今回の敗北は相当プライドをへし折られる体験だったでしょうね。

ジェナを倒して吹雪を止め、城で盛大な宴が催される中、ゼルスはショックのあまり客室に引きこもりっぱなし。

 

誰がゼルスを癒せるのか? そう、ヴァインしかいないわ!

 

「余は、誰よりも強かった。……強くあらねばならなかった。争う者、寝首をかこうとする者、余に取り入って利を得ようとする者……周りは敵ばかりじゃった。誰かに頼ることなど、できるわけがないではないか……!」

「……だろうな。でも、本当はどうしたかったんだ?」

 服の裾を掴んでいたゼルスの手から、すっと力が抜ける。

「魔帝となってしばらく経ってから……ふと、都合のいい夢を見ることがあった」

「……どんな夢だ?」

「ふっ……笑うがいい。余よりも強く、余の心を理解してくれる者が現れて、そこから先はラクシャルと三人で魔帝軍を束ねてゆく……ラクシャルに言えず抱いていた弱音も、その者には簡単に見透かされてしまう」

 自嘲するように切なげな声で、ゼルスは続ける。

「支え合いながら心を惹かれ、余は、その者と結ばれるのじゃ。……どうじゃ? まるで夢見る乙女のような、馬鹿馬鹿しく好都合な夢じゃろう」

「……馬鹿馬鹿しくなんてねえよ」

 小さな肩に腕を回し、抱きしめてやる。

 ゼルスの瞳に滲んだ涙が、ひとすじ、頬を伝い落ちた。

 

肉親を殺され、ずっと心は孤独だったゼルス。

強さを求め、誰にも体を預けられなかったゼルス。

その心と体を、ヴァインは解していくわ。 

 

 入り口に俺のものが触れた瞬間、あっ、とゼルスが短く喘いだ。

「痛かったら、爪でも立てろ。声もあげていい」

 それだけ言って、俺はゆっくりと、ゼルスの中に自分自身を沈めていく。

「あ……あうっ、あぐぅうううっ……!!」

 ラクシャルやキアの時と違って、ゼルスの口から漏れ出したのは、明らかに苦痛を耐える声だった。

 それはそうだろう。ゼルスの中は、先端を咥え込んだ瞬間からぎちぎちと痛いほどの締めつけを返してきている。

 サイズが適正でないのは一目瞭然だ。しかし……。

「う、ぐうっ……な、にを、しておるっ……奥まで、挿れぬ、か……!」

 必死で俺にしがみつきながら、ゼルスは行為の継続を求めてくる。

 俺が感じている締め付けや、背中に突き立てられた爪の痛みなどよりも遥かに痛く、苦しい思いをしているはずなのに。

(略)

 肉穴を力ずくで押し拡げ、ぶちっ、と何かを貫いた感触が伝わる。

「うあああああ……っ!!」

 肺から絞り出したような声をあげて、ゼルスは全身を強張らせた。

(略)

「……あ……は、っ。ぐす……っ、あたた、かい……ぞ……」

 涙を溢れさせながらも、その顔には安堵の笑みが浮かんでいた。

 自らの腹を小さくさすり、目を細めて口角を上げる。

「ここに、ヴァインを感じる……余は……ひとりでは、ないのじゃ。ふふふっ。こんなにも、安らかな気持ちになったのは、初めてじゃ……」 

 

あぁ^~心のちんこがぎゅうぎゅう締めつけられるんじゃ^~

 

読んでるだけで、あたしもゼルスとセックスしてるように感じちゃうわ!

心のちんこが、ゼルスの体温であっためられてるかのようよ!

 

いよいよ行為はフィニッシュへ。

 

「ゼルス……もうすぐ……っ」

「ちゅ、ふう……っ! 出すのか……? んっ、構わぬぞ、このまま中に……っ、ん、あぁっ、んっ、くふううううっ……♪」

 こちらの絶頂が近いことを聞いて興奮が高まったのか、ゼルスは一足先に全身をびくびくと痙攣させ、達した。

 ただでさえ狭いゼルスの中が更に収縮し、俺を同じ高みへと連れていく。

「く……っ、ゼルス……っ!!」

 ゼルスの体を強く抱きしめ、頭の中が真っ白になるような快感に身を委ねながら、俺は体の奥底から吹き上げてくる衝動を解き放った。

「――んっああああぁぁっ♪ あ、あっ、出て……おる……っ!」

 どくん、どくん、と脈動に合わせて注ぎ込まれる白濁の熱さに、ゼルスは俺にしがみつきながら身を震わせ、再び絶頂に達したようだった。

 

心のちんこから心の精液がドバドバ止めどなく出てくるーっ!

脳を快感が貫きっぱなしだわ!

 

いやー、二巻もエッチシーンは格別だったわね。

ただ不満点もいくつかあったわ。

 

一つ目は、キャラが使い捨てっぽく感じること。

その兆候は前巻で既に表れてて、ミユは成仏しちゃったし、ノワは舞台が王立学園から変更になったことでまず出てこなくなっちゃったし、裸に剥くキャラ以外の存在感が薄くなっちゃってるのよね。

事実、「ミユって誰だっけ?」「ノワって誰だっけ?」と忘れちゃってる読者も多いんじゃないかしら。モノクロの挿絵があったとはいえ。

 

二巻でも、例えばサキュバス姉妹のローサとリーサはぶっちゃけカットしてもストーリーに影響がなくて、「このキャラって何のためにいるんだろう?」と疑問だったわ。

あと、喋るたびに「そうよね、ローサ」「ええ、リーサ」って取ってつけたような口調がうざいだけだった。何とかならなかったのかしら?

 

先に二巻が発売された『新生魔王の女神狩り』は、一巻の敵は王女と女神だし、二巻は女神二人だし、主要キャラは必要最低限にしてる。

キャラ数を絞ればその分一人のキャラに割けるページが増えるから、当然描写密度が濃くなって、印象的な場面が多くなるわ。

 

もう一つはこれも前巻から引きずってる欠点で、山場を終盤に置かないこと。

普通は終盤に行くにつれだんだん盛り上がるはずなのに、この作品では中盤を一番盛り上げちゃってるのよね。

 

一巻だと、魔帝軍のラクシャルとゼルスを早々に撃退して、ラスボスは呪いの剣に操られた学園教師のタマラにしちゃってる。

普通、魔王との戦いをラストに持ってこない? 魔王の配下ですらないって……

 

「ラスボスを魔王にする」ってことだけなら二巻はそれが守れてるんだけど、キア(中ボス)とゼルス(味方)との行為にページを使いすぎてて、かなりあっさりしちゃってる。

会話文が数ページ続いて、エッチはわずか一ページ半。胸を摘まんで終わり。

いやさ、ラスボス戦でしょ!? 読者は「強気になってる魔王をどう堕とすか」に期待してこの作品買ってるんじゃないの!?

 

キアとゼルス以外は全部この調子で、ゼルスを散々痛めつけたジェナに対しては、裸にしてからテイムするまでわずか二ページだし、さっき紹介したサキュバス姉妹(ラスダンに出てくる)も三ページくらいしかエッチしてないし。

 

仁科朝丸先生さぁ……

 

数ページエッチしただけで読者がシコってくれると本気で思ってる?

必要かどうか分からないキャラ出して読者がシコってくれると本気で思ってる?

 

一度是鐘リュウジ先生の作品を参考にすべきだわ。

もう参考にしてるならもう一度読み返してエッセンスを抽出すべきだわ。

 

三つ目はコミカライズに関して。

 

 

コミカライズ見てからレビュー書くつもりあったんだけど、一向にコミックヴァルキリーの新作に出てこないからどうなったのかと心配してたら……

 

 

Vol.64って配信開始八月一九日じゃん!

当初の予定から三週間近く延期してるし!

 

まあ遅れるものは仕方ないとして、コミカライズするってことは三巻も出るだろうから、そこでは今挙げた欠点が解消されることを願うわ。