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とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

『氷菓』はラノベ? バカなの?

 

スニーカー文庫時代を知っていようがいまいが、『氷菓』をラノベにカテゴライズする時点でバカ。評価できない。時代について行けないおっさんの戯言。

ちなみにあたしは十七歳だから、スニーカー文庫時代は知らない。

 

相変わらずラノベの定義でうだうだ言ってるみたいだけど、ぶっちゃけ

  1. オタク*1向けコンテンツで、
  2. イラストによって作品の魅力が増すと期待される
  3. 小説

と定義すれば終わり。実際、書店のラノベコーナーはこれらを満たす作品が並べられてる。『氷菓』もMW文庫も新潮社NEXもノベルゼロもノベライドル*2もさよなら。

 

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どうすればこの表紙でラノベになれるのか、不思議で仕方ないわ。

おっさんになるとこんな絵でも萌え萌えできるのかしら?

 

じゃあ表紙を変えればいいのかってなるけど、表紙を変えてもオタ向けになるわけじゃないからラノベにはならない。

逆に、イラストレーターが交代した『少年陰陽師』シリーズは、内容はオタク向けだけど、イラストで魅力が増さなくなった。だから交代して以降はラノベじゃなくなる。 

 

ラノベのオタコンテンツ性は、あたしが神と崇めてる飯田一史先生が『ベストセラー・ライトノベルのしくみ』第Ⅰ部で分析してるわ。

 

 ライトノベルというエンターテインメント・コンテンツは、三層構造で成り立っていると考えるといいだろう。

 ボトムはエンターテインメント一般である。ライトノベルは、エンターテインメント一般のなかに含まれている。ライトノベルにはエンターテインメント・フィクション是のアンに用いられているテクニックが流入しているし、それを使って読者に満足度を与えてもいる。しかし、けっしてエンタメ一般=ライトノベルではない。ハリウッド映画的なものや東野圭吾伊坂幸太郎作品のような一般文芸のベストセラーのテクニックをそのままライトノベルで利用しても成功できるわけではない。

 ライトノベルは、アニメやマンガ、ゲーム、アニソンなどからなるオタクコンテンツ(オタク文化)の一部だからである。言いかえると、ライトノベルの三層構造の中段を構成するものはオタク・コンテンツ(オタク文化)である。ライトノベルの顧客はアニメ・マンガ・ゲームなどを好む「オタク」であり、オタクが見向きもしないものを提供したところで、どんなものを書いても、どんなテクニックを使ってもムダである。

 

こんな当たり前の現実を知らないでラノベを語る時点で論外。

 

ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略

ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略

 

 

 

 

*1:定義に関してはSF読者って、自己中すぎない? を見ること。

*2:『カラフル』は桐乃が歌ってるみたいでいい曲だったんだけどね。