とある王女の書評空間(ラノベレビュー)

二次元世界のエリート美少女による、宇宙一クオリティの高いラノベブログよ!

ワッカ「ラノベの主人公進学校生多すぎだろ! まさかアーロンさんも進学校生じゃないだろうな」

――なんて声が聞こえてきそうなくらい、ラノベ主人公の進学校率は高い気がする。

進学校を「偏差値65以上の高校」と定義すると計算上は上位6.7%だけど、「学園ものの主人公が進学校生である確率」はもっと高いと思うの。

Twitter検索してみると、あたし以外にも同じこと考えてるラノベ読みがいるわ。

 

 

 

 

 

 

 

本当だったら芽羽がやってるみたいに過去数年間の学園ラノベを調査して主人公の進学校生率を算出すべきなんだろうけど、流石に時間が掛かりすぎるからパス。

(カテゴリーが「統計調査」じゃないのはそれが理由)

 

その代わりに、主人公が進学校生の作品を紹介するわ!

情報提供があれば順次追加してく予定よ!

 

 私立征嶺学園。

 過去、政財界で活躍する卒業生を多く輩出してきた、日本トップレベルの偏差値を誇る中高大一貫校である。

(『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』)

 

(略)福井県内一の進学校として知られる藤志高校の優秀な生徒たちは、

(『千歳くんはラムネ瓶のなか』)

 

 そう、入学式。結女の言う武器とやらは、その中で発揮された。

 この女──新入生代表だったのだ。

 それすなわち、首席合格者の証明。紛れもない進学校であるこの高校では、その事実は強力なステータスだった。伊理戸結女は、友達作りに奔走せねばならないような下級民ではなかったのである。

(『継母の連れ子が元カノだった』)

 

「これ、……え、綾瀬さん。もしかして、水星?」

「ん。そうだよ。私みたいなチャラそうなのが進学校通いでびっくりした?」

「驚きポイントはそこじゃなくてさ。……俺もそうなんだよ

(『義妹生活』)

 

 第一志望は、私立時乃沢高校という、中高一貫校の元お嬢様学校。この学校は、政治家や大企業の社長の娘が多数在籍しているほどの名門校でもある。

(あたし注:もちろん合格する)

(『地下鉄で美少女を守った俺、名乗らず去ったら全国で英雄扱いされました。』)

 

 無口で表情の変化に乏しい彼女――来栖瑠璃菜は声に出して喋らない。

 何か話すことがあっても、今みたいにタブレットに言葉を書いて端的に伝えてくるだけだ。

 茨城県進学校であるここに編入してから、そんな態度を貫き続けている、

(『喋らない来栖さん、心の中はスキでいっぱい。』)

 

いやー、メディアミックスするような人気作の主人公は軒並み進学校生ね。

「非進学校出身の生徒は主人公になれない時代」がそのうち到来するのかしら?

 

news.yahoo.co.jp

 

公平のために言っておくと、非進学校生が主人公の学園ものもあるわ。

 

「教室では、ああ言っていましたけど本当に勉強するつもりはないのですか?」

 テスト勉強に励む亜弥の隣で深月は邪魔にならないよう静かにスマホを触っていた。

「ないけど」

 答えると亜弥はクッションからソファに座り直した。両手でコーヒーが入ったマグカップをちょこんと持ちながら。

 どうやら、一段落ついたらしい。

「不安になりませんか?」

「赤点取ったら、って?」

 コクり、と亜弥が頷く。

 綺麗な黒髪が揺れ、邪魔になったのか丁寧に耳に掛ける。

「取ったら取ったらでその時だしなぁ」

「呑気というか、自信があるのか……」

 呆れたように亜弥がため息をついた。

 深月達が通う学校は進学校ではなく、テストで特別難しい問題が出されることもない。

第104話 聖女様と夜の勉強会 - 【2巻決定】黒聖女様に溺愛されるようになった俺も彼女を溺愛している(ときたま@黒聖女様2巻決定) - カクヨム

 

 僕らは同じ高校を受験し、幸せな高校生活を送る予定だった。しかしながら僕は受験に失敗し、成績優秀だった彼女だけが合格。二人は別々の高校に進学することになった。

(『僕らは『読み』を間違える』)

 

とはいえ……

大抵の主人公は文化資本高すぎぃ!